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ルーキーの圧巻プレーが刺激 福山恵梨は“バリバリ”の気合で初ホステスVへ

初のホステス優勝へむけ、首位と5打差を追いかける福山恵梨(撮影:上山敬太)

<カストロールレディース 2日目◇27日◇富士市原ゴルフクラブ(千葉県)◇6435ヤード・パー72>

7人が決勝に進んだBPカストロールと契約するホステスプロのうち、トータル6アンダー・5位タイの福山恵梨が最上位につけた。今季2勝目を狙える位置につけている。

前半は3つスコアを伸ばしてハーフターンするも、「後半はパターが悪くて全部ボギーは3パット。上りの長めのファーストパットが打ち切れず、返しが入らなくてミスにつながってしまった」と10番以降で1つ落とす展開に。2つ伸ばしたものの「ファーストパットをしっかり合わせないといけない」と課題も見つかるラウンドになった。

トップとは5打差。「スコアは離されているので、明日はバリバリ行こうと思います」と意気込む。そして今年30歳になった福山にとって、ルーキーの活躍も刺激になりそうだ。

2日目は「65」を叩き出し、トータル11アンダーの首位タイに浮上したウー・チャイェン(台湾)とのラウンド。「本当に上手。バーディの取り方がきれい。前半は頑張ってついていけたんですけど、後半は無理でした」。思わず苦笑いしてしまうようなプレーを目の当たりにすることになった。

最終組入りは逃したものの、「明日は(チャイェンプロと)別組なので自分のゴルフに集中して挑みます」と、これもいい方向に働きそうな予感。後続から虎視眈々と、勢いのあるルーキーの背中を追い、初のホステス大会優勝を狙っていく。

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