女王は「一番高い買い物」の全身シャネル姿、“自称アイドル”は乃木坂風 女子プロゴルファーが選んだドレスのポイントは?
20日に都内のホテルで行われた日本女子プロゴルフ協会の『JLPGAアワード』に、今季のレギュラーツアー、ステップ・アップ・ツアー(下部ツアー)、そしてレジェンズツアー(シニアツアー)の優勝者が集結。普段の装いとは大きく異なるドレス姿でも、大きな注目を集めた。選手たちが明かした“ファッションのポイント”は?
2年連続で年間女王の座についた山下美夢有は、黒いシャネルのドレス姿で登場。スパンコールがあしらわれ、女王にふさわしい存在感を発揮した。「去年はジャケットでカジュアルにかっこよく決めたけど、今年は華やかにしたいとキラキラした感じで。メイクもかわいらしい雰囲気で選びました」。
ちなみに母・有貴さんと一緒に選んだ全身シャネルのコーディネートのお値段は、相当なものだったという。それは史上初の2年連続賞金2億円超えを達成した山下が、「ビックリしました(笑)。これまでで一番高い買い物だと思います」と目を丸くしたほどだ。
今季限りの引退を表明したイ・ボミ(韓国)は、メディア賞の『ベストコメント』部門と、選手として初の『特別功労賞』を受賞し、壇上に立った。落ち着いた雰囲気の黒のパーティウェアに、「ストレスがたまったので、昨日切りました(笑)」とバッサリカットした髪がマッチ。「大人らしく」がコンセプトと明かす。
今季1勝の小祝さくらも、やはり黒が基調のワンピース姿。ポイントを聞かれると、「キラキラです。(柄が)雪みたい…雪じゃないけど」と、その天然っぷりはここでも健在だった。同じく今年1勝を挙げた鈴木愛は、斬新な着物で登場。「着物だけど今時っぽいデザイン。誰ともかぶらないと思ってこれにしました」とレースがほどこされた“令和版和装”が映えた。
フリフリのドレス姿で、キャラをまっとうしたのが菅沼菜々。「乃木坂(46)の衣装を作っている方に製作してもらいました。アイドル風です」。今季初優勝を含む2勝の実力はもちろん、“自称アイドル”として大ブレークした。フォトセッションでは同学年の稲見萌寧と手をつなぎ、リクエストに応える“ぶりっ子ポーズ”で写真におさまる。
こちらも今季のツアーをけん引した明愛、千怜の岩井ツインズは、「(姉妹)2人で出られることはなかなかないので、“ならでは”のもので」と色違いのチェックスーツ姿を披露した。このほか、自らデザインした「マーメイドな感じ」のドレスで登場した吉田優利や、全身白のスーツ姿で登場した原英莉花など、それぞれの個性が光るチョイスだった。
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