ラームがプレーヤーズ選手権から棄権 連続予選通過記録は「25」で終了
<ザ・プレーヤーズ選手権 2日目◇10日◇TPCソーグラス スタジアムC(米フロリダ州)◇7256ヤード・パー72>
第5のメジャー、「ザ・プレーヤーズ選手権」の第2ラウンドスタート直前、世界ランキング1位のジョン・ラーム(スペイン)が胃の不調を訴えて大会から途中棄権をした。
初日を「71」で回り1アンダー、首位と7打差ながら33位につけていたラーム。2日目も初日に続きローリー・マキロイ(北アイルランド)、スコッティ・シェフラー(米国)とともに現地時間午後12時56分、松山英樹の1つ前の組で1番からスタートする予定でコース入りしたラーム。
ドライビングレンジでウォーミングアップを行ったあと、胃の不良でスタートを断念した。
2021年9月のツアー開幕戦、「フォーティネット選手権」以来続いていた連続予選通過記録は25試合で、現在続いているツアー記録1位。記録継続に期待が集まる中で今大会を迎えていたが、この棄権で記録は途切れた。
これで18大会予選通過中のザンダー・シャウフェレ(米国)がトップとなった。
ラームが大会を途中棄権するのは珍しく、最後は21年5月の「メモリアル・トーナメント」。第3ラウンドを終えて2位に6打差をつけて首位に立っていたが、新型コロナウイルスの陽性が確認されたため、途中棄権を余儀なくされた。
ツアーの連続予選通過の最多記録はタイガー・ウッズ(米国)の142試合。1998年の「ビュイック招待」から05年の「バイロン・ネルソン選手権」まで続いた。(文・武川玲子=米国在住)
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