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「ジンギスカンの価値観が変わりました!」 “道産子”藤田光里がうなる名店のラム肉がすごかった【プロゴルファーの“魂フード”】

今回は藤田光里おすすめのジンギスカン屋さん(撮影:福田文平)

全国で行われるゴルフのプロトーナメント。そこで戦う選手たちは、その土地ならではの“うまいもの”も力に戦いを続けている。ということは、各地の名店と呼ばれるお店や、知る人ぞ知るお店にも詳しいはず。選手たちに聞いた“ソウルフード”を紹介!

今週の国内女子ツアー「ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ」の開催地といえば北海道! そして北海道といえば、うまいものが目白押し! そこで開催コースの真駒内カントリークラブ 空沼コースがある札幌市出身の藤田光里に、おすすめフードを聞いてみた。

すると「私より他の選手のほうが札幌の店は詳しいと思いますよ(笑)」という前置きこそあったが、すぐに「“ゆうひ”というジンギスカン屋さんが美味しいです」と店名が挙がった。正式なお店の名称は『極み塩熟成ジンギスカン ゆうひ』。“極み”、“塩”、“熟成”、“ジンギスカン”…。どこを取ってもうまいこと間違いなしの盤石な響きだ。

「もともとスポンサーさんに連れていってもらったのが最初で、その後はプライベートでも足繁く通っています。ジンギスカンの価値観が変わりました!」。それ自体、北海道のソウルフードともいえる存在だが、道民にそこまで言わせるジンギスカンとはいったいどんなものなのか? 善は急げ、さっそく取材を申し込んでみた。

ゆうひは、2019年6月に『すすきの店』がオープン。その後、『南5条店』、『北区麻生店』と拡大し、現在はいずれも市内に計3店舗を展開する。オーナーの渡大樹(わたり・ひろき)さんによると、店名の由来は「夕日を見ながらジンギスカンを食べられる」ことから。なんと贅沢な時間だろうか。

そしてその美味さは、食べる前から混雑した店内を見ただけでも伝わってくる。藤田曰く、「メニューの上から4つくらいを頼んでおけば間違いないです!」ということなので、それに従ってみた。その4つとは、『塩熟成ラムジンギスカン』、『極厚塩熟成ラムステーキ』、『塩熟成赤身ジンギスカン』、『特上塩熟成ラムロース』だ。どれも“お高そう”なメニュー名に聞こえるが、値段を見ると、順に780円、1580円、780円、980円ととてもリーズナブル。だが、こだわりのラム肉はどれも見た目の美しさすら感じる絶品だ。

さっそくジンギスカン鍋にお肉を並べて焼きを開始。“ジュ~”。“ジュ~”。…できあがりが待ち遠しい。待つこと数分。いい具合に焼けてきたので、いざ食べてみると、確かに“これラム肉?”という上質なお味。こだわりの肉はもちろん、それをくぐらせるタレも最高に美味い! さらに付け合わせの山わさびやネギ、春菊、その他いろいろ入った薬味もいい仕事をしてくれる。これを肉に乗っけて食べるもよし、タレに入れて食べるもよし、という感じだ。

渡オーナーの、「光里ちゃんが来てくれるようになってから、多くのファンの方も来てくれて大変ありがたいです」という言葉を聞いても、藤田の常連っぷりがうかがえる。道内、道外問わず“ゆうひファン”は多く、店内には有名人のサインもいたるところに書かれている。

ラム肉には、必須アミノ酸や、ビタミンB1やビタミンB2、ビタミンEなどの栄養素が豊富に含まれる。さらに低カロリーで脂肪燃焼効果が高く、疲労回復効果にも期待できるという“スーパーフード”だ。

渡さんも「北海道にゴルフをしに来た時には、ぜひ来店していただきたいですね」と手招きをする。北の大地でラウンドを楽しみ、その後、夕日を眺めながらジンギスカンに舌鼓を打つ…なんていう夏休みを過ごすのはいかが?

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