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ハイバンスウェッジでも打てる! 低く出てギュギュッと止まるスピンアプローチ

低く打ち出したいのにハンドレイト?(撮影:田中宏幸)

低く出てまるで生き物みたいにギュギュッとブレーキがかかる憧れのスピンアプローチ。「プロの技だし、ウェッジが特殊なんでしょ」と諦めるのはまだ早い。11日(木)発売のゴルフ雑誌ALBA896号の巻頭特集『スピンアプローチ技術大全』では、YouTubeで魔法のようなウェッジさばきを見せる伊澤秀憲が、バンス18度のお助けウェッジで打つスピンアプローチを紹介している。

今回使うのは「体感バンス角18度」とカタログに表記されているロフト60度のフォーティーン『DJ-6』です。ローバンスウェッジ(バンス角8度以下)と同じ打ち方だとバンスが当たってくるので、上から入れないとダメ。そのためにまずボールを右に置きます。

ボールを右に置くと普通はハンドファーストの形になりますが、手元を右足の前に持ってきてハンドレイトに構えます。フェースは多少開いてもいいですけど、開かなくても大丈夫です。

そこから手首のコックを使って鋭角にヘッドを入れます。インパクトは当てて終わりで振り抜かないことが大事。惰性でフォローを出しましょう。ハンドレイトに構えることでバンスが出て、上から入れてもヘッドが潜り過ぎずにフェースに乗る。だからスピンがかかるのです。

■伊澤秀憲
いざわ・ひでのり/ 1991年生まれ、神奈川県出身。2020年にプロコーチの森守洋氏のYouTubeで「世界一のアプローチ技術を持つ男」として紹介され、その常軌を逸したテクニックが注目を集める。現在はツアープロやジュニアを教えながら、自身のYouTube『アンダーパーゴルフ倶楽部』でレッスン動画を配信している。叔父は伊澤利光。

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●『アプローチの神』や『ウェッジの天才』と呼ばれ、そのテクニックは石川遼をはじめとするツアープロたちからもリスペクトされている伊澤秀憲。関連記事【アナタはできる? “ウェッジの天才” 伊澤秀憲が見せてくれた「ツアープロでも難しい」超絶テクニック】では、ゴルフ仲間に見せたら“ドヤ顔”できること間違いなしの技を紹介している。

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