シン貧打爆裂レポート『ST-G ドライバー』

注目ポイント

ミズノは、2023年10月6日に『ST-G ドライバー』を発売しました。ミズノ直営店限定発売です。

『ST-G ドライバー』は、“高初速×低スピン性能を追求したドライバー。”というコピーです。ソールに弾道調整機構が2本あるのですが、両方共、最も低スピンになるフェース寄りにセットして試打することにしました。

話が前後してしまいますが、『ST-G ドライバー』のテクノロジーで一番目立つのは、ソールの弾道調整機能です。かなり大きく動かせるので、スピン量を変化させるだけでなく、左右のバランスを変えることで、ボールをとらえやすくしたり、逆に逃がしたり、という調整ができるのです。

そして、「コアテック チャンバー」です。“鉄芯”として搭載モデルが話題になりましたが、浮いた状態に近くなっているウェイトが、インパクト時にフェース向かって動くことで、パワーを確実に伝えるテクノロジーです。

最後に、『ST-G ドライバー』は440ccとかなり小ぶりなヘッド。操作性を上げる意味があると言われていますが、実際には好みの部分を満足させる効果が大きいと思われます。小さいヘッドであれば、それだけで打ちたくなるゴルファーは存在するのです。

『ST-G ドライバー』は、プロトタイプ的に、最小限の塗装という感じを出しているのもプラスポイントです。ワクワクしつつ、試打をすることになりました。

試打した日は、曇りのち晴れで、気温は18℃～27℃。微風でした。使用したボールは『TOUR B X』です。