ケンタッキー州での米欧共催大会 ビンセント・ノーマンがプレーオフを制し初優勝 川村昌弘9位、久常涼58位
<バーバゾル選手権 最終日◇16日◇キーン・トランスGC チャンピオンズC(米ケンタッキー州)◇7328ヤード・パー72>
米欧共催大会の「バーバゾル選手権」は全日程が終了。ビンセント・ノーマン(スウェーデン)がプレーオフでネイサン・キンゼイ(イングランド)を下し、米欧ツアー通じて初優勝を達成した。
72ホール目の18番パー4を1打のリードで迎えたノーマン。ティショットを左のラフに曲げると、セカンドショットはグリーン手前のラフ、残り56ヤードの3打目はグリーンをこぼれた。4打目のアプローチを寄せきれず、2メートル強のボギーパットが残った。
すでにキンゼイがトータル22アンダーでホールアウトしていたため、入れればプレーオフ、外せば負けが決まる。このボギーパットを何とか右フチから沈めてボギーで踏みとどまり、キンゼイとのプレーオフに突入した。
再び18番で行われたプレーオフ1ホール目、今度はキンゼイがボギー、ノーマンがパーセーブしたことで勝負が決した。米ツアーのルーキーは23試合目の出場で初優勝。スウェーデン勢としては、2017年8月の「ウィンダム選手権」に勝ったヘンリック・ステンソン以来の勝利となった。
最終日に「64」の猛チャージを見せたキンゼイがトータル22アンダーで2位。トレバー・コーン(米国)とエイドリアン・サディエル(フランス)がトータル21アンダー・3位タイ、ルーカス・グローバー(米国)がトータル20アンダー・5位に続いた。
日本勢では欧州ツアーを主戦場とする川村昌弘と久常涼が決勝ラウンドに進出。川村は1イーグル・5バーディ・ボギーなしの「65」でトータル17アンダー・9位タイ、久常はトータル7アンダー・58位タイで大会を終えている。
X(Twitter)をフォローしよう
Follow @ssn_supersports
Follow @ssn_supersports