R・マキロイが戦わずしてDPワールド(欧州)ツアーの年間王者に決定!
<ネッドバンク・ゴルフチャレンジ 最終日◇12日◇ゲーリー・プレーヤーCC(南アフリカ)◇7819ヤード・パー72>
12日(日)、南アフリカで開催された今季のDPワールド(欧州)ツアー「ネッドバンク・ゴルフチャレンジ」は、マックス・ホーマ(米国)が優勝。次週の今季の最終戦、「DPワールドツアー選手権」(11月16日開幕・ドバイ)の開幕を待たずして、ローリー・マキロイ(北アイルランド)の“年間王者”が確定した。
年間王者を決める“レース・トゥ・ドバイ”のトップを走るマキロイ。唯一逆転のチャンスのあったランク3位のアドリアン・メロンク(ポーランド)は15位、ネッドバンクには出場していなかったマキロイは戦わずして昨年に続き2年連続、5度目の“王者”に輝いた。
「レース・トゥ・ドバイのタイトルを5度も獲得するのは、ものすごく光栄なこと。自分の生涯にとって重要な出来事だ」と英テレグラフ紙にマキロイはコメント。
また今季の自身のプレーについては「ローマでのライダーカップ勝利が今季のハイライトだった。その上この年間王者のタイトルを獲得できたことはとても特別な1年になった。まだコリンの偉大な記録には届かないが、これからの数年でベストを尽くしたい」とマキロイ。
8度の年間王者に輝いたコリン・モンゴメリー(スコットランド)が欧州ツアーの最多記録で、続いて故セベ・バレステロス(スペイン)の6度が2位、マキロイの5度は史上3位となった。
“レース・トゥ・ドバイ”のポイントレースが始まって以降、最終戦を待たずして年間王者となったのはマキロイだけ。9年前の2014年に2度目の年間王者も最終戦前に決めている。
「モンティ(コリン・モンゴメリー)は8度勝っている。その記録に近づけるよう、続けて生きたい」と意欲を語った。(文・武川玲子=米国在住)
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