夏ラフからでもユーティリティで飛ばしたい!おすすめクラブ3選

手ごわい夏ラフからでも狙える小ぶりなユーティリティを探してみた

長くて強い夏ラフ。この季節のゴルフで手こずっている人も多いだろう。ただ少しでもグリーンに近づけたいのがゴルファーの心理。5番、6番アイアンではラフから出ずに、ラフ・トゥ・ラフなんてことになりかねない。そんなときに力を発揮するのが、小ぶり&重ヘッドのユーティリティだ。

夏ラフから打つのが難しいのは、ヘッドが芝の抵抗を受けて減速し飛距離が出ないから。そこでオススメしたいのが、芝の抵抗の少ない小ぶりなヘッドと、芝の抵抗に負けない重いヘッドのユーティリティだ。これなら長くて強い夏ラフでも減速することなく振り切れる。
 
そんな条件を満たしたユーティリティを、Accuracy Golf Studioでレッスンもしている飯沼大輔プロに選んでもらった。
 
数ある現行のユーティリティのなかから1番に選んだのが、プロギアのRS UT。小ぶり&重ヘッドに加えてラウンドソール形状のため接地面積が狭いので、その分ヘッドの抜けがいい。ヘッドがボールの手前から入ってもソールを滑らせながら走ってボールをヒットできるのだ。ラフだけでなく傾斜地などの悪ライからでも果敢にグリーンを狙っていけるモデルだ。
 
次に選んだのがテーラーメイドのステルス2 プラス レスキュー。アイアン感覚で打てる小ぶりヘッドで、球筋は低弾道・低スピンと飛距離性能も高い。43m/s以上のヘッドスピードがある人向けだが、強い武器になる。ラフからならロフト22度がいいだろう。
 
最後に選んだのがミズノのST-Z 230 UT。精悍な顔つきの小ぶりヘッドで、中・上級者が左を気にせず打てる。ロフト19度は飛距離と操作性を兼ね備え、ロフト25度は自在に球を操れる用途の幅広さがある。
 
いずれのモデルも夏ラフから威力を発揮してくれるが、大事なのはヘッドスピードを落とさず振りぬくことだと、飯沼プロは教えてくれた。今週末のゴルフに備えて、1本手に入れてみてはどうだろう。

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