清水大成&立浦琴奈の同級生コンビが初V 6差圧勝に「できすぎ(笑)」【サトウ食品ペアマッチ】
<サトウ食品インビテーショナルチャリティゴルフペアマッチ 最終日(1日競技)◇11日◇紫雲ゴルフ倶楽部 飯豊コース(新潟県)◇パー72>
男女プロ28人がペアを組んで競ったツアー外競技「サトウ食品インビテーショナルチャリティゴルフペアマッチ」。前半9ホールをフォアボール(それぞれ自分のボールでプレーをしいいスコアを選ぶ)形式、後半9ホールはフォアサム(ワンボールを交互に打つ)形式で頂点を争った。
第4回となる今大会を制したのは、1イーグル・12バーディ・1ボギーの「59」を叩き出した清水大成&立浦琴奈ペアの24歳同級生コンビ。13アンダーで優勝を果たし、賞金200万円とサトウのごはん1年分を獲得した。賞金総額1240万円の一部は、赤松林保護費として紫雲ゴルフ倶楽部へ寄付される。
「初出場で勝てると思っていなかったですし、プロになってから初めての優勝なので、すごくうれしい気持ちでいっぱいです」と清水。1年分のサトウのごはんには「ひとり暮らしなのでうれしい」と喜びを表す。
勝因について清水は「ふたりの噛み合ったプレーです」とニッコリ。「僕がパー5で(バーディ)をとれなかったときにとってくれて、後半の13番でチップインイーグルをしてくれた。とてもありがたいですね」と話した。立浦も「グリーンのラインや風のアドバイスをしてくれたので、自信をもって打つことができました」とお互いを助け合って手にした勝利だった。
2位の中里光之介&藤田光里ペアに6打差をつける圧勝だったが、「できすぎだなって思います(笑)」と清水は思わず苦笑い。「ラウンド中はずっとバーディ狙いで回っていたので、上手くとれてよかったです。自分だったら狙えないような場面を大成くんは狙えるので、すごいなと思いながらプレーしていました」と立浦はパートナーを称えた。
清水は国内男子ツアー初優勝、立浦はプロテスト合格(先日の1次予選は通過)を目指している。この優勝はふたりにとって、目標に近づく大きな一歩となったにちがいない。(文・高木彩音)
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