西郷真央は2週連続3位で、またも優勝はおあずけ「まだまだ課題はたくさんある」
<住友生命Vitalityレディス 東海クラシック 最終日◇17日◇新南愛知カントリークラブ美浜コース(愛知県)◇6534ヤード・パー72>
最終日はトップと4打差の6位タイから逆転を狙った西郷真央。最初の3ホールで2つのバーディを奪い一時は2位に浮上したが、最終的にトータル12アンダーは優勝に3打届かず。前週の「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」に続いて3位で終戦。昨年5月の「ブリヂストンレディス」以来の優勝は、またもおあずけとなった。
「例年よりもグリーンが重かったので、今までのイメージと実際のスピードが違った。そこのすり合わせがずっと難しかった」と、3日間グリーン上で苦しんだ。さらに、「本当に入らなくて、ずっとフラストレーションが溜まって、連続で外した後にティショットをミスしたりとか、そういうのがもったいなかった。まだまだ課題がたくさんあるなと思いました」と、優勝争いをしても、その内容にはまったく満足していない。
昨シーズンは開幕から10試合で初優勝を含む5勝を挙げた。誰もが西郷の年と疑わなかったが、終盤はドライバーの大不振に陥り、年間女王の座を山下美夢有に奪われた。今年は「ウッド類のシャフトもヘッドも違う」とオフから試行錯誤を繰り返し、「夏に入ってからしっくりしてきたのが大きい」と、ドライバーの調子は戻ってきている。
来週以降に完全復活となる“優勝”を期待したいところ。「この時期の数試合は相性の良いコースではないんですけど、そのなかでもある程度の順位で終われているので、来週も相性はよくありませんが、いいプレーをしたいと思います」。ツアー6勝目はもう目前に迫っている。
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