ホステスプロの意地だ! 土肥功留美は“悪い予言”封じ7位フィニッシュ
<カストロールレディース 最終日◇28日◇富士市原ゴルフクラブ(千葉県)◇6435ヤード・パー72>
トータル7アンダー・7位タイで最終日を終えたカストロール契約選手の土肥功留美。「68」の好スコアにつなげた“おはようバーディ”の裏には、あるエピソードがあった。
それはスタート前に交わした小石孝之会長との会話。「出だしはパーを取りたい」と言った土肥に対し、小石会長の返答は『そう言っていれば1番でバーディがくるんだよ』。まさにその言葉通りバーディ発進だったわけだが、小石会長の“予言”には続きがあった。
『そしたらな、2番でボギーになるわけだよ』
「えー待って、ボギーはやめてー」。そんな願いもむなしく、本当に直後のホールでスコアを落としてしまった。ただし、『その後、ガタガタくるんだよ』という“最悪の予言”は回避。スコアを崩すどころか、4バーディでボギーなしと意地を見せた。
前日は暑さの影響で体調を崩し、この日は結果よりも「生き延びること」を目標にした。「こんな無欲な状態でトップ10に入れたのはなんとも言えないけど、ホステスプロとして上位に入れたことはよかったです」と灼熱の3日間を笑顔で振り返った。
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