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FWキープ率は新女王誕生へ? 27歳の“伏兵”がトップ【上期スタッツ振り返り】

安定感ピカイチの新海美優。シード返り咲きに向けて夏の陣を戦っていく。(撮影:鈴木祥)

国内女子ツアーは「ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ」で今季19試合が終了し、全38試合のうち半分を消化。来週の「大東建託・いい部屋ネットレディス」から後半戦へと突入する。スタッツをもとにして、前半戦で活躍した選手たちにスポットライトを当てる。今回は『フェアウェイキープ率』。

山下美夢有や青木瀬令奈、申ジエ(韓国)といった実力者が上位に名を連ねている同部門。そんななか、強豪たちをしのぐ安定感を見せているのが、ツアー未勝利の27歳・新海美優だ。

今季16試合で79.2857%を記録し、堂々のツアー1位に立っている。2017年に初シードを獲得するも、翌年に陥落。以後は「本気でゴルフを辞めようかと」思うほどの大不振に陥るが、昨年の「山口周南レディース」(下部)では女子ゴルフ史上最長8ホールにも及ぶプレーオフを制して復活優勝を挙げた。

今季は「パナソニックオープンレディース」で6年ぶりのトップ5入り(4位T)を果たすなど、第1回リランキングは32位で突破。シード返り咲きに向けて、後半戦も自慢のショットでフェアウェイを撃ち抜いていく。

2017年から5シーズン連続でフェアウェイキープ女王に輝いている酒井美紀だが、シード権を失った今年は1試合の出場にとどまっており、ランキング外。今年は“新女王”の誕生が濃厚となっている。それは“伏兵”新海か、はたまた他の実力者か。

【フェアウェイキープ率 トップ10】
1位:新海美優(79.2857%)
2位:山下美夢有(78.6346%)
3位:上野菜々子(77.5076%)
4位:木村彩子(77.2071%)
5位:青木瀬令奈(76.769%)
6位:申ジエ(75.9295%)
7位:阿部未悠(75.6133%)
8位:リ・ハナ(75.2463%)
9位:堀琴音(74.9169%)
10位:植竹希望(74.7978%)

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