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古江彩佳は3位ターン 3日目は同級生・安田祐香と2サム「楽しみながら一緒に伸ばしたい」

古江彩佳、3日目は元クラスメートとともにラウンドする(撮影:福田文平)

<JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 2日目◇24日◇宮崎カントリークラブ(宮崎県)◇6497ヤード・パー72>

強行日程で出場した最終戦で、古江彩佳が好位置でターンした。3アンダー・4位タイで迎えた2日目は2バーディ・1ボギーの「71」。最大瞬間風速12.8m/sを記録した強風の一日に伸ばし、トータル4アンダー・3位タイで2日間を終えた。

朝から強く吹いた西風により、神経を使うゴルフを強いられた。「イーブンでもいいと思っていた」とまずはスコアを落とさないようにと目標を立ててスタートしたなか、先に来たのは8番のボギー。それでも11番パー5でバーディを奪って戻すと、17番では75ヤードから58度ウェッジで1メートルにつけてバーディを奪う。スコアを落とすどころか、赤字にもぐることに成功し、上位を守った。

先週は米女子ツアー最終戦に出場。フロリダからの過密スケジュールで、帰国したのは開幕2日前の夕方だった。それでも時差ボケや体調面は「大丈夫です」とニッコリ笑顔。世界を転戦した2023年シーズンもあと残り36ホールとカウントダウンに入るが、ここからさらにギアを入れていく。

首位と3打差で折り返し。「2日目終わりでは、そこそこの位置にいられていると思う」と追いかける背中は近い。「あしたはトップの選手に追いついていけるように。あと2日ある立場からすると、差はないようなものだと思う」。射程圏内につけているなか、ムービングデーに一気にかわしていきたい。

3日目は滝川第二高校で3年間クラスメートだった安田祐香とプレー。20年「ゴルフ5レディス」以来の同組で、2サムとしては初。「久しぶり。ふたりで楽しみながら、一緒に伸ばしていけたらと思う」と目を輝かせながら、ただ上だけを見つめる。(文・笠井あかり)

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