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松山英樹が魅せたスーパーアプローチ動画 米国男子ツアー日本版公式インスタグラムで公開

アプローチでも多彩な技を持つ松山英樹(撮影:GettyImages)

動画の冒頭では、試合中の松山英樹がグリーンへ打ち上げる状況からのアプローチショットが流れる。ピンの少し手前にキャリーしたボールには強烈なバックスピンがかかり急ブレーキ。そこから傾斜に乗ってトロトロとゆっくり転がったボールはスライスラインを描いてカップに消えた。

動画には、日本語のテロップと英語の音声が乗っており、その内容はこうだ「こんにちは、ショートゲームシェフだよ。バレロテキサスオープンで松山英樹が見せた、スーパーピッチショットの『レシピ』をお教えしよう」。この直後に、松山が前述の通り見事にチップイン。試合中継の実況の音声が「ははは、ヒデキはボールがカップに入ったことに気づいてないようですね」と入ると、バックにはギャラリーの歓声が。「ループ再生してほしいくらいです」と続く。

ここで動画の画面が切り替わると、ショートゲームシェフと自己紹介していた男性が登場し解説が始まる。「これから紹介するのは、松山があの見事なショットを打つのに必要とした3つの材料だ。1つ目はシャローにクラブを入れること。あまり角度をつけて打ち込みたくない状況だったはず。2つ目は体をしっかり捻転すること。松山はこのように捻転していたよ」といいながら、体の動かし方を実演するシェフ。

「3つ目はクラブフェース。フォロースルーでクラブフェースがどうなるか見ていてね」と、ここでもフォローを取ってみせている。後方からのアングルで見ると、フォローでもクラブフェースがしっかり見えていることがわかる。「大きく開いた状態のままだったね。これら3つがあのショットを再現する材料になる」。ここで説明が終わり、「できるかどうか試してみよう」と、松山のスーパーアプローチの再現を試みるシェフ。

残り距離の割りに、やや速めのスピードでスイングすると、ボールは低めに飛ぶ。ここでピン方向からの映像に切り替わる。ピンの手前にキャリーしたボールには強烈なバックスがかかり、ピン側にぴたっとついた。見事に松山のようなアプローチを再現してみせたシェフ。「いいだろ!?簡単だよね? それでは、ショートゲームシェフでした!」。最後に日本語で「サヨナラ」と挨拶したショートゲームシェフ。この動画を見れば、松山にようなスピンアプローチがマスターできるかもしれない。そう思わせてくれる動画であった。

今季2戦目のメジャー「全米プロ選手権」に出場中の松山は、2オーバーの暫定42位タイで初日を終えている。今回の動画のようなスーパーアプローチはみられるか?松山の上位進出に期待が集まる。

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