日本勢トップ5独占は大会史上初 約1.3億円を“荒稼ぎ”

優勝の畑岡奈紗ら日本勢はいくら稼いだ?(撮影:佐々木啓)

<TOTOジャパンクラシック 最終日◇9日◇瀬田ゴルフコース北コース(滋賀県)◇6616ヤード・パー72>

日米共催大会は悪天候の影響で、最終ラウンドが中止。3日目終了時点で首位に立っていた畑岡奈紗が荒木優奈をプレーオフで破り、3年ぶりの米7勝目を果たした。

大会の賞金総額は210万ドル(約3億2312万円)。畑岡は優勝賞金31万5000ドル(約4846万円)を手にした。

単独2位の荒木は19万1664ドル(約2949万円)を獲得。これは荒木の今季日本ツアー獲得賞金(6460万9148円)の約45%に相当する。

単独3位の山下美夢有は13万9039ドル(約2139万円)。単独4位の佐久間朱莉は10万7557ドル(約1654万円)、単独5位の鈴木愛は8万6572ドル(約1332万円)を手にした。

第1回大会が行われたのは1973年。長い歴史の中で、トップ5を日本勢が独占したのは史上初めて(※2020、21年の日本単独開催除く)だ。5人だけで約1億2918万円を稼ぎ出した。

賞金ランキング1位の佐久間はこれでシーズン獲得額2億円を突破。国内女子ではイ・ボミ(韓国)、山下美夢有、竹田麗央に次ぐ4人目の快挙となった。