タイガーがオーガスタをラウンド! 「メジャー4大会出場」への第一歩…2年連続マスターズに向け準備
先週行われた米国男子ツアーで“第5のメジャー”と呼ばれる「プレーヤーズ選手権」を戦うことはできなかったが、メジャー初戦に向けての準備は淡々と進めているようだ。
タイガー・ウッズ(米国)が先週の木曜日、「マスターズ」開催コースのオーガスタ・ナショナルGCで練習ラウンドを行ったことが分かった。同大会で5勝を挙げているタイガーは、昨年、ここを公式戦復帰を果たす場に選んだ。その前週には息子のチャーリー君を伴いラウンドする姿も確認されたが、今年、誰とプレーしたかは不明。
昨年はそのマスターズを含め3つのメジャー大会に出場。12月にはTVマッチや、チャーリー君とペアを組んで非公式大会の「PNC選手権」に出場した。そして今年2月には、自身がホストを務めるPGAツアーの「ジェネシス招待」でプレー。約7カ月ぶりに公式戦に出場すると、予選通過を果たし45位という成績を残した。
4月6日開幕のマスターズまであと3週間ということもあり、多くの選手がすでにオーガスタ・ナショナルGCを訪れている。マスターズ2勝で、現在はLIVゴルフでプレーをするバッバ・ワトソン(米国)も、タイガーと同様に先週木曜日にプレー。ローリー・マキロイ(北アイルランド)とディフェンディングチャンピオンのスコッティ・シェフラー(米国)はプレーヤーズ選手権を終えた翌日の13日に、コースを訪れたと地元紙が伝えている。
昨年2月の交通事故で負傷した右脚は、現在も歩行で痛みがでるとしているタイガーだが、今年の目標を「メジャー4大会に出場すること」に設定している。ただ「できればメジャー以外に数試合出場したい。残りのゴルフ競技人生は、おそらくそうなるだろう」とツアーへのフル参戦はできないとしている。(文・武川玲子=米国在住)
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