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“ヒロイン候補生たち”の最終予選はいつ? 2024年度プロテストがいよいよ開幕

昨年は21人が狭き門を突破。今年はどんなヒロイン候補生がプロ入りを果たすのか(撮影:福田文平)

日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の2024年度プロテストがまもなくスタートする。1次予選、2次予選と勝ちあがった選手が最終テストに進み、ここで20位タイまでに入った選手が晴れてプロ入りとなる。合格率わずか3%とも言われる狭き門。原石たちが激しい争いを繰り広げる。

ここで、スケジュールをおさらいしてみよう。

まず、1次予選が7月17日(水)を皮切りに行われる。今年度から1会場が増設され、A~F地区の6会場で開催。3日間54ホールのストロークプレーで争われ、各会場の上位者が2次予選へ進出する。その人数は各会場で掲示されるため現時点では不明だが、昨年度を考慮すると40位前後が目安となりそうだ。

2次予選は9月3日からのB地区・C地区、同10日からのA地区の3会場で行われる。1次を通過した選手に加え、前年度最終プロテスト進出者がこの2次から参戦。2次からは4日間72ホールのストロークプレーとなり、最終進出へのボーダーラインは各会場30位前後と見られている。

2次予選突破者にJGAナショナルチームメンバー、「日本女子アマ」優勝者、下部ステップ・アップ・ツアー優勝者らが加わり、いよいよ最終プロテストを迎えることになる。10月29日から11月1日までの4日間競技で、大洗ゴルフ倶楽部(茨城県)を舞台に開催される。

72ホールのストロークプレーで、54ホール終了時点で一度“カット”が行われる。80位タイまでの者、もしくは20位に8打差までの者のうちいずれか人数の多い方が最終ラウンドに進出。つまり3日目を終えて下位に沈むと、その時点で合格の道は閉ざされる。

最終ラウンドを終えて、ここで20位タイまでに入った選手が“合格”。プロゴルファーの道を歩み始めることになる。

ツアープロを目指す原石たちによる緊張の戦い。これからツアーを引っ張るであろう、未来のヒロインが今年も誕生する。

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