中島啓太が得た松山英樹からの“助言” タイガー復帰には驚き「見たことはあります(笑)」
<ジェネシス招待 事前情報◇14日◇リビエラCC(米カリフォルニア州)◇7322ヤード・パー71>
1月の「ソニー・オープン・イン・ハワイ」、「ファーマーズ・インシュランス・オープン」に続き、今年3試合目となる米国男子ツアー出場を果たす中島啓太は、「歴史的なコースでプレーできることはすごく光栄」とよろこびをかみしめている。
先週11日(土)の朝に米国入りし、準備を進めてきた。一時帰国した日本ではトレーナーとともに体のコンディション作りをメインに行った。「体も特にどこも痛みはない」とゴルフの感触も悪くない。「トリッキーはホールが多いので、しっかりフェアウェイに置いて、グリーンに運んでというシンプルな考えでプレーできれば」という考えで戦っていく。
14日には練習ラウンドを行い、松山英樹とも9ホールをプレーした。「アプローチのときに見えない傾斜を教えてくれた。いろんな傾斜が使えることや、このピンに対してここにボールを運んでいった方がいいとか、試合の中で使えるようなアドバイスをたくさんもらえました」。ためになる助言の数々が、そのまま試合にも生きてきそうだ。
驚きのニュースも飛び込んできた。それは、この大会で7カ月ぶりにタイガー・ウッズ(米国)が公式戦に出場することにほかならない。昨年の「マスターズ」、そして「全英オープン」でも同時出場し「見たことはあります」と笑うが、「びっくりしました」という気持ちが大きい。「プレーできるだけで光栄、タイガー・ウッズ選手と同じフィールドでできるのはうれしいですね」という事実が、22歳を武者震いさせる。
今シーズンの米国ツアーに含まれる昨年の「ZOZOチャンピオンシップ」は12位。ハワイでも54位ながら4日間を戦い抜いた。今週の目標もまずは「予選カットをクリアすることが一番」ということに設定。「今週が終わったらしばらく試合もないので、しっかり出し切って頑張りたい」。偉大な先輩の言葉と、スーパースターの威光もその背中を押してくれそうだ。
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