天本ハルカの開幕戦はトップ5入り 初の“フル切符”を手に勝利にこだわるシーズンへ
<ダイキンオーキッドレディス 最終日◇3日◇琉球ゴルフ倶楽部(沖縄県)◇6595ヤード・パー72>
プロ転向後初めてシード選手としてシーズンを挑んでいる天本ハルカが、今季開幕戦の最終日を5バーディ・1ボギーの「68」で回り、トータル10アンダー・4位タイで終えた。
「(オフがあったので)試合感が少し薄れていたのでどうなるのかという不安が少しあったのですが、実際戦ってみるとだんだん試合感も戻ってきて、1日目から4日目にかけてすごく良い感じでできたので、すごくいい感覚のまま次の週に行けたらいいなと思っています」
初日に5アンダー「67」の2位タイと良い滑り出しを見せた。だが、2日目はなかなかスコアを伸ばせず1オーバーの「73」。5位タイの位置で予選通過を果たすと、3日目はボギー無しの2アンダーの「70」をマーク。そして最終日は4つスコアを伸ばし、今季初戦はトップ5入りとなった。そんな4日間を振り返ると、「2日目が少し勿体無かったんですけど…(評価は)80点かな」と納得のいくゴルフではあったという。
点数については自身のほうでは高いほうらしく、残す20点の課題は次戦に向けて調整を進めていく。シード権を得た状態で戦う今シーズンの目標は「まずは初優勝です」と強く掲げる。「早々に挙げて、複数回優勝という目標を言えるように、とりあえずまず1勝目をあげたい」と、シーズン中に目標の更新をしていきたい意欲を明かした。
これまではリランキングを意識して前半戦を戦って来ていたが、今回は違う。勝つことだけに集中してこの1年間に挑んでいく。(文・高木彩音)
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