＜マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー第6戦 PGM CUP 最終日◇31日◇セゴビアゴルフクラブ イン チヨダ（茨城県）◇6434ヤード・パー72＞
ツアー外競技マイナビ ネクストヒロインツアー第6戦「 PGM CUP」の最終ラウンドが終了した。首位で最終日を迎えた平塚新夢が4バーディ・3ボギーの「71」で回り、トータル9アンダーでツアー初優勝を遂げた。
平塚は中学3年生のときの「世界ジュニアマッチプレー選手権」優勝、高校3年時のステップ・アップ・ツアー「静ヒルズレディース」を制している。高校卒業後は宍戸ヒルズCCで研修生をしていたが、今はレッスンなどをしながらプロテスト合格に向けて励んでいる。そんな平塚は10万人に1人が発症し、国の指定難病に認定されている成人スチル病という持病を抱えている。
一時は治療のためにゴルフから離れ、辛い日々を過ごした。退院後も治療のために飲んでいた薬の副作用の影響で、競技完全復活はそう簡単に行かなかった。そのなか、昨年マイナビ ネクストヒロインツアーに登録し開幕戦から出場。参戦してから約1年が経ち、念願の初優勝にホールアウト後のインタビューで「率直にうれしいです」と笑顔を見せた。
3打差の2位タイに藤川玲奈、栗林夏希、四村彩也香、新藤励。4打差6位タイに池羽陽向、国内女子ツアーで戦う脇元華の妹・桜が入った。
同ツアー初出場でステップ・アップ・ツアー1勝のアマチュア都玲華（みやこ・れいか）は、トータル4アンダー・8位タイ。同じくアマチュアで国内女子ツアー1勝の臼井麗華を姉にもつ蘭世（らんぜ）は、トータル5オーバー・38位タイで終えた。
※マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー（共催：株式会社マイナビ、株式会社ALBA、株式会社ALBA TV）は「将来有望な若手女子ゴルファーに真剣勝負の機会を提供して大きく羽ばたいてもらいたい」という思いから2019年に開始。24年は14試合前後が予定。出場選手はポイントランキング、前回大会成績上位者、主催者推薦、ファン投票などにより決められる。
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