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タイガー・ウッズが次週の“ジェネシス招待”に参戦! 昨年7月以来の復帰をツイッターで発表

タイガー・ウッズが復帰戦へ(撮影:GettyImages)

タイガー・ウッズ(米国・47歳)がPGAツアーに復帰する。
 
10日、自身のツイッターで「次週の大会、本当の “PGAツアー”でプレーする準備が整った」とコメントをアップ、2月16~19日にカリフォルニア州ロサンゼルス郊外のリビエラCCで開催される、「ジェネシス招待」への出場を発表した。

2021年2月、自身がホストを務める同大会を訪れた直後、ロサンゼルス郊外での自動車事故で右足を大きく損傷。翌22年4月の「マスターズ」で競技復帰を果たした。マスターズでは予選通過を果たし47位。翌5月の「全米プロ」では決勝ラウンドに進んだが、第3ラウンドを終えて大会から棄権し、7月のセント・アンドリュース・オールドコースでの「全英オープン」は予選落ちに終わった。
 
以降は公式大会には出場せず、12月、出場予定だった自身が主催する非公式大会、「ヒーローワールドチャレンジ」(12月1~4日・バハマ)は、「準備と練習で右脚の足底筋膜炎の痛みを悪化させてしまった。歩くことが困難となり、ドクターとトレーナーと相談した結果、今週は大会を欠場して、ホストを務めることに集中する」と参戦を見送った。
 
一方で12月10日にはローリー・マキロイ(北アイルランド)とペアを組み、ジャスティン・トーマスとジョーダン・スピース(ともに米国)のペアと対戦するTVイベント、「ザ・マッチ」(米フロリダ州)に参戦。また、長男のチャーリー君とペアを組み「PNC選手権」(12月17~18日・米フロリダ州)にも出場を果たした。
 
メジャー以外のPGAツアー大会としては、事故前の20年10月に米国内で開催された「ZOZOチャンピオンシップ」にディフェンディングチャンピオンとして出場したのが最後だった。ジェネシス招待はロサンゼルス郊外のリビエラCCで開催。LAオープンとして知られてきた同大会で1992年、16歳のアマチュアだったウッズがPGAツアーデビューしている。
 
現在の世界ランキングは1283位。12月のPNC選手権では「思ったショットを打つことはできるが、最大の困難は歩くこと。PNCではカートを使うことができるが、PGAツアーでは使用しない」と話した。
 
ジェネシス招待は今季の“高額賞金大会”の一つで、賞金総額2000万ドル(約26億円)で、優勝者は360万ドル(約4億7300万円)を獲得する。(文・武川玲子=米国在住)

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