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勝みなみ、西村優菜が“第一関門”のリシャッフル突破! 中盤戦の出場権を獲得

勝みなみと西村優菜はともにリシャッフルを突破(撮影:ALBA)

<コグニザント・ファウンダーズ・カップ 最終日◇14日◇アッパー・モントクレアCC(米ニュージャージー州)◇6536ヤード・パー72>

米国女子ツアー「コグニザント・ファウンダーズカップ」が終了し、シード権を持たない選手を対象にした出場優先順位を見直す第1回リシャッフルが実施。昨年12月に行われた「Qシリーズ」上位の資格で今季を戦っていた勝みなみ、西村優菜が優先順位とカテゴリーを上げて、これ以降の出場権をほぼ手中に収めた。

『CMEグローブポイントランキング』をもとに行われるリシャッフル。勝が『カテゴリー14:Qスクールトップ20』、西村が『カテゴリー15:Qスクールトップ21~45位』につけていたが、今大会終了後に80位以内に入れば『カテゴリー8:今季のポイントランキング80位以内』へとアップ。中盤戦以降、ほとんどの試合への出場が可能とみられる分類となった。

勝はシーズン当初、Qシリーズ5位で出場優先順位は140番目だった。ポイントランキング69位で迎えた今大会は1打及ばず予選落ちを喫して、「一応大丈夫な位置にはいそうですけど、まだわからない。そこを祈りながら」と不安を抱えながら日本に帰国。ランクは下がったものの、72位(96pt)に留まった。

出場優先順位が164番目(Qシリーズ24位)でリザーブでの仮エントリ―なども経験していた西村にとっては、まさに突破したい第一関門だった。ポイントランキング77位で迎えた今大会は上位フィニッシュが必須だったが、31位タイで終えてランキングは74位(94pt)と微アップに成功。「ずっと考えながら毎試合毎試合戦っていたので、一回は解放される(笑)」と肩の荷を下ろしながら、出場権を確かなものにした。

最新の出場優先順位はまだ未確定なものの、勝と西村はともに110番台前後となる見込み。また、今季終了時の同ポイントランキング80位以内の選手に来季のシードが付与されるが、その“圏内”につけて序盤戦を終えたことにもなる。

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