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練習ラウンドで肩を並べて歩く西郷真央と稲見萌寧 そのふたりが最終日に激闘を展開したブリヂストンレディス【ライブ写真から振り返る2022年女子ツアー】

練習場での稲見萌寧(左)と西郷真央(撮影:米山聡明)

いよいよ3月2日に2023年日本女子ツアーが開幕する。11月末の最終戦まで38試合、どんな戦いが繰り広げられるのか。22年シーズンを振り返って占いたい。ALBA Netおなじみの「ライブ写真」で、各大会期間中に閲覧数が一番多かった写真から振り返る。

「ブリヂストンレディスオープン」(5月19日~22日、千葉県・袖ケ浦CC袖ケ浦C)での閲覧ナンバーワンは、練習日に撮影された西郷真央と稲見萌寧の写真。ティショットを打ち終えたふたりが、セカンド地点へと向かって歩き始めた瞬間をとらえたものだった。

この大会で2日目に首位に立った西郷真央が、決勝2日間も首位を守って優勝。その西郷を最終日に追い上げ、2位に入ったのが稲見萌寧だった。本戦中に同じ組で回ることこそなかったが、写真を閲覧したファンたちは試合結果を予感したのかもしれない。

追い上げてきた稲見について、ラウンド後に西郷は「さすが萌寧ちゃんだなと、感じていました。一緒の組でプレーしていたら結果は違ったかもしれないので、それは置いておいて、最後まで自分のプレーを信じてやり続けたのが優勝に近づけた要因だったと思っています」と話した。

最終日は並ばれて、追い越されて、そして抜き返してという白熱した展開。だが、終わってみれば2日目から首位を守りきっての横綱相撲。西郷の粘り強さが印象に残った試合だったが、前週と前々週の予選落ちが自分を見つめ直すいい時間になったと西郷は振り返っていた。

「得意としていることが調子悪くても、ある程度まとめられる技術力が必要だということを改めて実感した2週間でした。毎日のように自分のスイング動画を見ているんですけど、過去にさかのぼって意識していたことのメモと見比べながら振り返ったことがよかったのだと思います」

この翌週に西郷は海外メジャー出場のため、米国に旅立つ。国内復帰戦は翌々月、7月の「ニッポンハムレディスクラシック」。そこから最終戦の「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」までは、シーズン前半に見せた破竹の快進撃10戦5勝の勢いが影を潜め、優勝の栄冠に手が届くことはなかった。この時点でそのことを予見する者は誰ひとりいなかった。

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