6月以来のファイナルR60台へ 畑岡奈紗が目指すビッグスコア「トップ5も狙える位置」
<CPKC女子オープン 3日目◇26日◇ショーネシーG&CC(カナダ)◇6685ヤード・パー72>
畑岡奈紗にとってもどかしい一日となった。ムービングデーは1バーディ・3ボギーの「74」。スコアを2つ落としてトータル2オーバーに後退し、順位も21位タイから34位タイに下降した。残る最終ラウンドで大きくジャンプアップを狙うことになった。
首位と7打差から浮上を目指した。「そんなにスコアを落とすほどのショットではなかった」と要所で好ショットを見せたが、バーディパットを決めきれずに6番でボギーが先行。続く7番パー5では2オンを狙いバーディを奪ったが、その後は2ボギーでバーディなし。昨年4月以来の米ツアー優勝を引き寄せるラウンドとはならなかった。
「パッティングがなかなか決められなくて、流れに乗っていけなかったかなと思います」。とにかくバーディが来ない。「ラインと転がりのイメージと実際の転がりが違う」と思い描いたものが結果に結びつかない。そんな悔しい流れのなかでも、ショットには及第点をつけて残り一日にすべてをぶつける。
残り18ホール。「あしたビッグスコアを出せば、トップ5も狙える位置だと思う」と、難コースでは一気に順位を上げることも可能だ。今季はここまで15試合に出場し、最終日にアンダーパーを記録したのは5回。60台となると6月の「マイヤーLPGAクラシック」以来となる。ファイナルラウンドで爆発し、次週へとつなげていく。(文・高桑均)
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