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女子プロの“スイング完成度”ランキング 第9位はリボンがトレードマークの昨季完全復活を果たしたフェードヒッター

リボンがトレードマークのフェードヒッターといえば?(撮影:米山聡明)

今年もハイレベルな戦いが繰り広げられる女子プロの世界。国内では、2年目の菅楓華やルーキーの中村心が頭角を現すなかで、工藤遥加や穴井詩といった30代の選手も活躍。米国女子ツアーでは竹田麗央がルーキーVを達成するなど、まさに群雄割拠だ。そんな女子プロの中で“完成度が高い”スイングをしているのは一体誰なのか? プロコーチの南秀樹が第9位に選出したのは、河本結。一時不調に陥りシード権を喪失していたが、昨季は5年ぶりの優勝を含む16度のトップ10フィニッシュでメルセデス・ランキング7位となり、完全復活を果たした。南はそんな河本のどこを評価したのか?

フェードを打つなら、こういうスイングをしたい。そう思わせるのが河本プロのスイングです。

オンプレーンに下ろしてきたクラブを体の回転で左に振り抜いています。フェードヒッターらしい動きですね。腰はレベルに、体全体も軸に対して綺麗に回っています。

左に振っていれば逆球は出にくいばかりか、クラブも下から入りにくくなります。河本プロの場合、調子が悪くなるとクラブが上から入りますが、足を使ってクラブを引っ張ってくる動きは素晴らしいです。

バックスイングからトップまでの動き、またトップでのシャフトの向きも常に一定で、完成度の高さを感じます。

■河本結
かわもと・ゆい/ 1998年生まれ、愛媛県出身。2024年は5年ぶりとなるツアー勝利を含むトップ10に16回入り、メルセデス・ランキング7位と完全復活を果たした。RICOH所属。

■解説 南 秀樹
みなみ・ひでき/プロゴルファーである父の影響でゴルフを始め、高校卒業後にティーチングプロ資格を取得。クラブを使うことを主とする指導法が高い評価を得ている。幼少期から鈴木愛を指導するなど、ツアーで活躍する数多くのプロをサポートしている。(株)ボディスプラウト所属。

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