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ちいかわ、アプローチ対決で大盛り上がり「元気です!」 渋野日向子がショートゲーム中心の“爆笑練ラン”

今季国内初出場の渋野日向子。上野菜々子との“爆笑練ラン”で元気な姿をアピールした。(撮影:福田文平)

ブリヂストンレディスオープン 事前情報◇16日◇中京ゴルフ倶楽部 石野コース(愛知県)◇6573ヤード・パー71>

今季国内初戦に臨む渋野日向子が、練習ラウンドで調整を行った。午前9時57分からインコースを確認。仲良しの上野菜々子とのプレーは、常に笑い声が響く時間になった。

その練習ラウンドはウェッジを握ってのグリーン周りと、パターのチェックがメーン。ドライバー、アイアン、ユーティリティ、ウェッジでのショットは各番手1回ずつに抑え、歩いてコースを確認することに多くの時間を使った。4月の海外メジャー「シェブロン選手権」の最終日などで左手の痛みを明かしており、米国でも同様の調整を続けていた。日本初戦を前に、大事を取っての動きと考えられる。

だが、大きな不安は感じられない。上野とは、グリーン周りのラフやバンカーからの寄せ対決などを行い、楽しみながらコースチェックをする場面も。また前の組のプレーを待つ間には、渋野のヤーデージブックカバーにもあしらわれている漫画キャラ「ちいかわ」の話題で盛り上がるなど、リラックスムードの調整といった様子だ。

さらにラウンド後には「元気です!」と明るい表情。9ホールを回り終えて昼食を挟み、練習場に向かうと、コースではあまり握らなかったドライバーを含むウッド、アイアンをしっかり何球も打ち込む姿も見られた。その後はパターもしっかり転がし、臨戦態勢を整えている。

昨年に続き国内初戦に選んだ大会だが、その年は千葉県の袖ヶ浦CC袖ヶ浦Cが舞台だったため、この中京GC石野C(愛知県)に戻ってくるのは2019年以来となる。ただ36位で終わった戦いについては「まったく覚えてない(笑)」と笑い飛ばす。主戦場にする米国ツアーでは、今季すべての試合で決勝ラウンドを戦っている。10位になった昨年の最終戦「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」以来となる日本ツアーで、多くのゴルフファンを喜ばせるプレーに期待したい。(文・間宮輝憲)

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