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フェアウェイキープ28/28もギリギリ予選突破 西村優菜を苦しめる厄介者の正体

ショット絶好調の西村優菜だが…。ギリギリの予選通過というかたちになった(撮影:Yasuhiro JJ Tanabe)

<ザ・アニカ・ドリブンbyゲインブリッジatペリカン 2日目◇10日◇ペリカンGC(米フロリダ州)◇6349ヤード・パー70>

フェアウェイキープ率は2日続けて100%。比較的広くとられたホールでは、西村優菜のショット力を持ってすればラフに行くことはない。2日目はパーオンも15ホールと高水準をキープしたが、苦しめられているのはグリーン上だ。

予選カットラインがちらつく位置からティオフし、10番スタートの前半はオールパー。折り返し直後の10番でようやく長いバーディパットが決まったが、その後もスコアを伸ばせず、8番ではグリーン奥からのアプローチを寄せきれずにボギーを喫した。最終ホールはバーディチャンスにつけるもパー。1バーディ・1ボギーのトータル1アンダーで辛くも予選突破という結果には疲労がにじんだ。

「なかなかチャンスにもつけられず、チャンスがきたときも決めきれずという感じで、結構ストレスの溜まる一日だったけど、なんとか予選通過できて良かったです」。悔しさがあふれるなかでも、最低限の決勝行きは決めた。

米参戦ルーキーイヤーでは、毎試合が新たなチャレンジ。今週はフロリダ特有のバミューダ芝にやられている。「この手のグリーンが苦手というか、読みづらい。なかなか自分のラインを決めきれずに行っちゃっている」と芝目の強いグリーンでフラストレーションが募り、思うようにスコアを作れない。

そんなもどかしいラウンドでも、西村なりに手応えを感じる部分はある。フェアウェイが広いため、飛ばし屋ほど難解なグリーンを短い番手で攻めることができ、チャンスメークに直結する。「正直、飛ばし屋さんがうらやましい」と、飛距離が出るほうではない西村にとってはグリーンとあわせて二重苦だが、「ここで最低限予選通過できたというのは、成長しているところ」と評価する。

9月末から一気に調子を上げて臨むラスト2戦。「優勝にこだわりたい」と乗り込んだフロリダ初戦は厳しい状況だが、次週の最終戦に向けて少しでも自信を深め、結果へとつなげていく。(文・高桑均)

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