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ゴールドバッグに「テンション上がる」 岩井明愛・千怜ツインズはホステスVへ

キンキラバッグで気合い十分! 岩井明愛(右)、千怜姉妹がホステスVに挑む。(撮影:上山敬太)

<リシャール・ミル ヨネックスレディス in 朝霧 事前情報◇1日◇朝霧ジャンボリーゴルフクラブ(静岡県)◇6687ヤード・パー72>

大会を主催するヨネックスと用具契約を結ぶ岩井明愛(あきえ)・千怜(ちさと)のツインズが、1年ぶりにホステス大会に戻ってきた。今大会からキラキラ輝く“金色”のキャディバッグで参戦。「ゴールドが好きで、本当にうれしい。テンションが上がります。想像以上にかっこよかった」(千怜)と新たな装いに気合を入れながら、大一番に臨む。

3日前の29日(月)に36ホールで争われた全米女子オープン日本最終予選会をプレーした明愛は、翌30日(火)はアプローチとパターのグリーン周りのチェックのみにとどめ、水曜日には9ホールをラウンドした。「いい感じに休めたので大丈夫です」と体調面については心配ナシ。「今年もホステスとして試合に出られてうれしい。優勝を目指して頑張りたいです」と今季2勝目と“ホステスV”に意気込んだ。

先週の「リゾートトラストレディス」で4位タイに入った千怜は、「いまも調子は悪くないですね。いい感じだと思います」と好調を維持している様子。本格参戦1年目のルーキーとして出場した昨年大会は優勝争いのすえ2位に入り、暫定リランキングは53位から25位に浮上。中盤戦の出場権を手中に収め、のちのツアー初優勝からの2週連続Vという快挙へ勢いをつけた。

“うれし涙”を流した昨年大会は、やはり思い出に残っている。「あれから1年かと考えたら成長できていると思いますし、1年前は辛い時期だった」と回顧しながら、「今年も気を抜かずに、またここからスイッチを入れて頑張ろうという気持ちになります」とさらにギアチェンジ。今季1勝、トップ10入り5回という好調さのなか、さらなる勝利を目指す。

大会初日は日本列島に接近している台風2号の影響で、初日の競技が中止、短縮競技になる可能性もある。それでも雨にも負けず、風にも負けず。「(ギャラリーが)天候で気分が下がったり、あまり気分が盛り上がらないかもしれないですが、プレーで元気にしたい」と、ホステスとして大会を盛り上げ、今週も“ツインズ”ともに主役をねらっていく。(文・笠井あかり)

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