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新中高校生女子の部は飯島早織、新中高生男子の部では宇田川理茶度が総合優勝【丸山茂樹ジュニア】

丸山茂樹と新中学生・新高校生女子の部で総合優勝した飯島早織(撮影:ALBA)

24日、「第26回丸山茂樹ジュニアファンデーションゴルフ大会」が埼玉県の嵐山カントリークラブで行われ、新中学生、新高校生の男女76名が熱戦を繰り広げた。

新高校生女子の部では4月からルネサンス高校の3年生になる飯島早織が、風が吹く難しいコンディションのなかで、4バーディ・ボギーなしの「68」でまとめて優勝。驚異の21パットで、JGAナショナルチームに所属する新高校1年生の新地真美夏(共立女子第二高)を1打差でかわした。同じくナショナルチームの上田澪空(共立女子第二高校3年)は「79」で16位に終わっている。
 
新中学生・新高校生女子の部で総合優勝を果たした飯島は、特典として国内女子ツアーの「ブリヂストンレディス」 主催者推薦選考会(マンデートーナメント)出場権をゲット。また、飯島と2位の新地には「ゴルフ5レディス」主催者推薦選考会への出場権が与えられた。
 
新高校生男子の部では新高校生の宇田川理茶度(りちゃど・目黒日大高)が唯一の60台をマークして優勝。新中学生の部と合わせて総合優勝に輝いた宇田川には、下部のABEMAツアー「太平洋クラブチャレンジトーナメント」の出場権が与えられる。
そのほか、レギュラーツアーの「セガサミーカップゴルフトーナメント」の主催者推薦選考会(マンデートーナメント)出場権と、「横浜ミナト Championship ~Fujiki Centennial~」の主催者推薦選考会出場権も同時に手にした。総合2位の戸村空汰(霞ヶ関中学校2年)、同3位の大郷喜一(埼玉栄高1年)にも横浜ミナトの主催者推薦選考会出場権の特典はある。
 
今大会を主催する一般財団法人丸山茂樹ジュニアファンデーションの代表理事を務める丸山茂樹は「優勝した飯島さんの21パットはすごいね。入りまくり。俺もやったことないよ」と目を丸くしていた。そして「これを自信にして、マンデートーナメントは23パットで通ってほしいね(笑)」とエールを送った。
 
さらに、ABEMAツアー出場が決まった宇田川に対しては「思い切って楽しんで、先輩たちがどんなゴルフをするのかを勉強して、吸収して帰ってきてくれたらと思います。そこで良い成績を出せたら喜ばしいよね」と話した。
 
以下、優勝者のコメント
 
・飯島早織(女子総合優勝)
「風が強かったこともあってショットが悪くて、人生初記録みたいな感じで21パットだった。10パット・11パットでした(笑)。長いのも入って、あんまり乗ってなかったのでアプローチで寄せて入れていた。寄らなくても1パットで入るのが多かった。ノーボギーだったし。(プロのマンデーは)貴重な経験ができるので、すごい楽しみですし頑張って通りたいと思います」
 
・宇田川理茶度(男子総合優勝)
「前日から練習していたんですけど、パターがずっと良くなくて不安でした。きょうはショットがついてパターを決めることができたので、60台で回ることができたと思います。ABEMAツアーは初めて出場するので、プロのプレーをたくさん学んで自分のものにして、少しでもいいスコアで上がれるように頑張りたいと思います」
 
■新高校生女子の部
優勝 飯島早織(ルネサンス高校3年)68
2位 新地真美夏(共立女子第二高1年)69
3位 小林照菜(わせがく高3年)72
 
■新中学生女子の部
優勝 戸高玲奈(石神井中3年)75
2位 清水心結(東浦和中3年)77
3位 土屋オードリー(三島中学校2年)78
 
■新高校生男子の部
優勝 宇田川理茶度(目黒日大高1年) 69
2位 大郷喜一(埼玉栄高1年)71
3位 志村由羅(埼玉栄高3年)72
 
■新中学生男子の部
優勝 戸村空汰(霞ヶ関中学校2年)70
2位 柳田圭輝(秋多中3年)76
3位 荒川遼(江戸川学園取手中1年)77
 
※学年の表記はいずれも4月からの新学年

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