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ファンのみなさんに、そして阪神タイガースに…たくさんのパワーをもらった日本戦【みなみの米ツアー転戦日記】

阪神タイガースの試合観戦を楽しむ勝みなみ(写真:本人撮影)

今季から米国女子ツアーを主戦場にしてルーキーイヤーを戦っている勝みなみ。米国のみならず、欧州、アジアなど世界各国を股にかけて転戦を続けている。25歳の挑戦は“初めて”もたくさん。そんな米ツアー転戦の“裏話”を教えてもらおう。日米共催大会の「TOTOジャパンクラシック」は米ツアールーキーとして出場した。

こんにちは!勝みなみです。先週は日本での大会に米メンバーとして出場できました。たくさんのファンの方に応援いただけて、本当に幸せな1週間でした。

日本ツアーも合わせれば、9月以来の日本での試合でした。でも、なかなか思うようなショットが打てず、満足のいく結果(71位)を出すことができませんでした。みなさんから応援をいただいたぶん、悔しさも大きいです。でも、最終日にかけていい感触も多くなっていったので、それをフロリダでできればいいなと思っています。

試合期間中はアマチュア時代からお世話になっている方の家に泊まらせていただいて、とても快適に過ごせました。鍋をつついたりして、改めて日本食の美味しさに感動。感謝の気持ちでいっぱいです。

そして、感動といえば…阪神タイガース、日本一おめでとうございます!! 38年ぶりの日本一。その1週間は毎日、テレビなどで応援していました。本当に本当にうれしい!! 思わず涙してしまい、母には「自分の優勝のときには笑顔なのに…」とツッコまれましたが(笑)。阪神タイガースからも、たくさんのパワーをもらいました。

アジアシリーズも終わって、わたしとしては次の「ザ・アニカ・ドリブンbyゲインブリッジatペリカン」がいまのところ今季最終戦になりそうです。ここまで駆け抜けてきた2023年。いい形で締めくくれるように頑張ります。応援よろしくお願いします!

■勝みなみ
1998年7月1日生まれ、鹿児島県出身。8歳からゴルフを始め、2014年の国内女子ツアー「KKT杯バンテリンレディス」で史上最年少優勝を果たし、一躍注目を浴びた。17年のプロテストに合格してプロ転向。21年の「日本女子オープン」でメジャー初優勝を飾ると、翌年には史上3人目の同大会連覇を成し遂げた。同年の米最終予選会を突破し、23年からは主戦場を米国に移している。ツアー通算8勝(うちメジャー2勝)。身長157センチ。明治安田生命所属。

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