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米国は3位フィニッシュ ネリー・コルダは「国を代表してメダル獲得できてうれしい」

ネリー・コルダ率いる米国は3位で大会を終えた(撮影:南しずか)

<ハンファ・ライフプラス インターナショナル・クラウン 最終日◇7日◇TPCハーディングパーク(米カリフォルニア州)◇6550ヤード・パー72>

自国で行われた第2回大会(2016年)を制した米国は、王座奪還を目指したものの叶わず。3位で4日間を終えた。

出場8カ国のうち世界ランキング最上位に基づき第1シードに入り、そのプライドもかけて臨んだ一戦。スウェーデン、イングランド、中国との予選ラウンドは3勝2敗1分としてプールAの2位で突破。準決勝はプールBで6試合全勝のタイと争った。

メジャー今季初戦「シェブロン選手権」を制したリリア・ヴはUCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)で仲間だったパティ・タナタバキトと対戦し1UPで勝利。だが、レクシー・トンプソンは3&2でアタヤ・ティティクルに敗れ、ネリー・コルダ&ダニエル・カンはモリヤ&アリヤのジュタヌガーン姉妹に1DOWNでかわされて、米国は決勝戦に進めず。3位決定戦でスウェーデンを2勝1敗で破り、その座についた。

母国での優勝とはならず、少し悔しい結果で終わることになった。それでも「国のためにプレーできたことはとても名誉なこと」と、ネリーは星条旗を身に付けて米国代表として過ごした1週間に胸を張る。ブロンズ色に輝くメダルも手にして「国を代表してメダルを獲得できたことは本当にうれしいし、素晴らしい仲間と一緒にできたこともよかった」と振り返った。

現時点で、ネリーが世界ランキング1位に立ち、リリアが4位、レクシーが7位、ダニエルが16位につけるという圧倒的強さを誇る米国。勝利とはならなかったが、最後まで多くのギャラリーを引き連れ、声援を引き出した。仲の良さと息の合ったプレーを見せた“チーム戦”だったが、来週からは再び“個人戦”でそれぞれが観客を沸かしていく。(文・笠井あかり)

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