歴史的敗戦に世界ランク1位は涙 北欧ペアが最速、最強勝利で欧州に勢い
<ライダーカップ 2日目◇30日◇マルコ・シモーネG&CC(イタリア)◇7181ヤード・パー71>
歴史的な敗戦を喫した米国選抜のスコッティ・シェフラーとブルックス・ケプカのペア。世界ランキング1位のシェフラーは、負けが決まった瞬間、大粒の涙を流して悔しさをにじませた。
世界一位と今年の「全米プロ」覇者のペアが対戦したのは、今年のPGAツアー年間王者に君臨したビクトル・ホブラン(ノルウェー)とスウェーデンの新鋭で勢いに乗るルードヴィッヒ・アベルグの二人。フォアサムで交互に打つ方式で、米国ペアはスタートから大苦戦した。
1番からいきなりダブルボギーとすると、続く2番はボギー、3番は欧州ペアもボギーとしたが、ここで米国ペアはまたもダブルボギー。4番では欧州ペアがバーディを決めて、いきなり4ホール連続でポイントを奪われた。その後も北欧ペアの勢いは止まらず、11ホール終了時点で9アップとして、7ホールを残して欧州の勝利が決まった。
マッチの時間はおよそ2時間20分。ライダーカップ史上最多差の敗退に、シェフラーはしばらくうつむくことしかできなかった。最終日のシングルス戦は第1マッチでジョン・ラーム(スペイン)と対戦。5ポイントリードされた米国チームの先鋒として、雪辱なるか注目だ。
X(Twitter)をフォローしよう
Follow @ssn_supersports
Follow @ssn_supersports