ソニー・オープン、個性が光った熱い優勝争い【舩越園子コラム】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 キム・シウー -18 2 H・バックリー -17 3 C・カーク -15 4 D・リプスキー -14 B・タイラー -14 A・パットナム -14 7 M・クーチャー -13 M・マクニーリー -13 N・テイラー -13 N・ラシュリー -13 順位の続きを見る
最終ホールでこん身のバーディを奪い勝利したキム・シウー(撮影:GettyImages)
今週のソニー・オープン・イン・ハワイ開幕前、米スポーツラインが発表した優勝者予想では、出場選手の中で世界ランキングが最も上位のトム・キム(14位)がトップに挙げられていた。
世界19位のイム・ソンジェが続き、ディフェンディング・チャンピオンの松山英樹はジョーダン・スピースとともに優勝予想の3位に並んでいた。
しかし、実際の優勝争いは、まるで異なる展開になった。いくらコンピューターが数字やデータを分析しても、弾き出し切れないものが、ゴルフにはある。
優勝者予想では「勝つことは、まずない」と位置付けられていた選手たちが上位に浮上し、熱い優勝争いを展開することは、PGAツアーではしばしば起こる。
ソニー・オープン3日目を終えたとき、リーダーボードの上段には多彩な顔ぶれが並び、単独首位のヘイデン・バックリーを筆頭に15名もの選手が初優勝を狙っていた。
そして最終日、バックリーは初優勝に迫る好プレーを続けていた。追撃をかけてきたキム・シウーに追い抜かれても盛り返す粘り強さも見せていた。だが、15番で短いパーパットを外したことが痛手となった。
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