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日本勢で一番リスクを冒してリターンしたのは笹生優花! 渋野日向子は82位【スタッツで紐解く2023年米女子ツアー】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

アグレッシブさが光った(撮影:GettyImages)

現地時間19日(木)から米国女子ツアーの新シーズンが始まる。今季はこれまでの畑岡奈紗、渋野日向子、古江彩佳、笹生優花に加えて勝みなみ、西村優菜といった選手も参戦し、ますます盛り上がりを見せている。日本勢だけでなく、昨年の年間女王リディア・コ(ニュージーランド)をはじめ復活を果たしたメジャーハンター、チョン・インジ(韓国)ら海外勢も多士済済のメンバーがしのぎを削る。そんな楽しみな戦いを前に、昨年のスタッツを見ながら注目選手を紹介したい。今回は『AONリスクリワードチャレンジ』。

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あまり聞きなれない『AONリスクリワードチャレンジ』は、PGAツアーと米国女子ツアーでシーズンを通して行われるプログラムで、要は『いかにリスクを冒して攻めていけるか』という指標。ティイングエリアが大きく前に出てパー5で2オンやイーグルを狙わせやすくしたり、パー4ではワンオンチャレンジを促したりと最も戦略的に難しいホールの攻略をした数値で、設定ホールのパーに対する平均スコアが一番いい選手が100万ドル(約1億3000万円)を手にする。

昨シーズン最高となる「-0.917」をたたき出したのは「全米女子オープン」覇者のミンジー・リー(オーストラリア)。次いでルーキーながら2勝を挙げて世界ランキング1位にも立ったアタヤ・ティティクル(タイ)の「-0.896」、3番手にはリン・シユ(中国)の「-0.841」、4番手には「-0.833」でリディアとなった。

日本勢では22位(-0.680)の笹生が最高順位で、畑岡が39位(-0.604)、古江が74位(-0.460)。2019年に優勝した「全英AIG女子オープン」の最終日にパー4でワンオンを狙うなどアグレッシブなイメージの強い渋野だが、このランキングでは82位(-0.455)と低い数字に終わった。

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