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「パートナーとして理想的」 蝉川泰果がSPORTFIVEとマネジメント契約を締結 今週から米ツアー3連戦 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

蝉川泰果が世界へ挑む(撮影:GettyImages)

昨年、史上初となるアマチュアでツアー2勝を挙げて、10月にプロ転向した蝉川泰果(せみかわ・たいが)が、フィル・ミケルソン(米国)、ジョン・ラーム(スペイン)、トム・キム(韓国)らを顧客に抱える米大手SPORTFIVEとマネジメントおよびエージェント契約を結んだ。

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蝉川は兵庫県出身。あす11日に22歳の誕生日を迎える。東北福祉大学ゴルフ部のキャプテンを務め、3月に卒業する見込み。タイガの名前の由来は、米ツアー通算82勝、メジャー通算15勝のスーパースター、タイガー・ウッズ(米国)。本人の目標の人も「タイガー」だ。

21年12月に初めてJGAナショナルチームに選出されると、22年に入って快進撃が始まる。4月の「関西オープン」で最終日最終組に入り、優勝争いを経験。そして下部のABEMAツアー「ジャパンクリエイトチャレンジ in 福岡雷山」で史上5人目のアマチュア優勝を達成。「ABEMAの優勝がきっかけで、僕は全部の試合で勝てるイメージが湧いている」と自信を深めた。

8月から9月にかけてフランスで行われた「世界アマ」では個人戦2位。そして迎えた国内男子ツアー「パナソニックオープン」では、トップタイで2度目の最終日最終組からスタートすると、後半に入って怒とうの5連続バーディで抜け出して史上6人目のアマチュア優勝。ウイニングパットを沈めると大粒の涙を流し、「学生のうちに優勝できるというのは想像していなかった」と喜んだ。この優勝で松山英樹、金谷拓実、中島啓太に続いて、日本勢4人目の世界アマチュアランキング1位の座についた。

そして、昨年10月の「日本オープン」では、1927年の第一回大会以来、95年ぶりのアマチュア優勝の快挙を達成。国内メジャーの舞台で史上初となるアマチュアでツアー2勝を達成した。その後、10月31日にプロ宣言。地元兵庫で行われた11月の「マイナビABCチャンピオンシップ」からプロとしてのキャリアを歩み出した。

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