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シーズンの半分が4日間大会になったツアーの戦い方とは?【原田香里のゴルフ未来会議】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

JLPGAツアーは2023年も4日間大会のダイキンオーキッドレディスから始まる(撮影:福田文平)

ゴルフを愛するみなさん、こんにちは。原田香里です。早いもので、2022年もあと数日。バタバタしているうちに年の暮れを迎えました。ツアーはオフシーズンに入りましたが、3月にはまた新しいシーズンが始まります。今年最後のゴルフ未来会議は、先日発表された23年のJLPGAツアーのスケジュールについてお話ししたいと思います。

渋野日向子の“投球フォーム”の撮影に成功しました【連続写真】

試合数は、22年と同じ38試合。7月第3週のみ試合がなく、それ以外は3月初めの開幕戦から11月末の最終戦JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップまでびっしりと試合があるのも今年と同じです。

特筆すべき点としては、4日間大会が1試合増えて、全試合の半分、19試合になったこと。もともと、3日間大会が主流だったツアーを「世界基準」にすることを目指して4日間大会を増やそうとしてきた成果が如実に現れています。

来年から4日間大会になるのは、シーズン2戦目の明治安田生命レディスヨコハマタイヤゴルフトーナメント。来年は、開幕戦ダイキンオーキッドから2試合続けて4日間大会ということになります。さらには、6月のアースモンダミンカップから5試合、4日間大会が続きます。3週連続の後、1週空きがあるとはいえ、その後の2試合はどちらもまた4日間。ちょうど、開幕からの連戦疲れが出てくる時期でもあり、暑さとの戦いが始まる頃でもあるので体力がないともちません。

3日間54ホールと4日間72ホール。たった1ラウンド多いだけだと思う方も多いかもしれません。でも選手たちは試合でプレーするほかに、プロアマ、練習ラウンドなどで、平均するとさらに2ラウンドを1週間のうちに行っています。3日間大会ならこれで5日間ですが、4日間大会になると1週間のうち6日間、プレーすることになるのです。

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