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歴代最高のハイアベレージでバーディを量産した26歳が、総合力でもNo.1に【22男子スタッツ振り返り】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

星野陸也が今季のメルセデス・ベンツトータルポイントランキング賞に輝き、副賞の『メルセデス・ベンツ S580 4MATIC long』を獲得(撮影:鈴木祥)

今年の男子ツアーは20代の活躍が目立った。その証拠に「ジャパンゴルフツアー表彰式」で表彰された17部門のうち16個が初受賞。20代が15部門を制した。そんな1年をスタッツで振り返る。今回はバーディ率部門。

バーディにはパットも大事! 星野陸也が練習で使うヘンテコパター【写真】

バーディ率とは1ラウンド当たりのバーディ獲得率。今季は『4.753個』のハイアベレージで26歳の星野陸也が1位に輝いた。この数字は19年に石川遼がマークした『4.550個』を上回って歴代トップ。星野だけではない。『4.692個』で2位の岩崎亜久竜、『4.667個』で3位のチャン・キム(米国)、『4.646個』で4位の大西魁斗までもが上回り、今季の男子ツアーのレベルの高さを象徴する部門となった。

今季の星野に注目すると、平均ストローク1位、平均パット5位、パーキープ率3位、イーグル率2位、サンドセーブ率1位、トータルドライビング5位と主要部門でいくつもトップ5に入るオールラウンダーぶりを見せた。それらに加えてパーオン率(14位)、ドライビングディスタンス(14位)、フェアウェイキープ率(36位)の9部門の順位をそのままポイント換算したメルセデス・ベンツトータルポイントランキングでは2位を大きく引き離して総合力No.1に。シーズン1勝ながら賞金ランキングでは自己最高の2位に入った。

シーズン中盤には海外メジャー転戦の疲れから体調を崩して、思うような成績が出ない時期を過ごしており、そのなかでも高いパフォーマンスを発揮した技術と試合巧者ぶりは、来季以降の活躍にも期待が持てる。賞金ランキング3位以内の資格で欧州ツアーの出場権を得た2023年は、世界の舞台でRikuya Hoshinoの名前を轟かせたい。

【2022年バーディ率 トップ10】
1位:星野陸也 4.753
2位:岩崎亜久竜 4.692
3位:C・キム 4.667
4位:大西魁斗 4.646
5位:河本力 4.485
6位:J・デロスサントス 4.420
7位:桂川有人 4.342
8位:池田勇太 4.325
8位:A・クウェイル 4.278
10位:小平智 4.250

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