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下半身始動の切り返しと骨盤の傾きがないスイングで飛距離と安定感をつくる 稲見萌寧【女子TOP10 ドライバー連続写真解説】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

稲見萌寧のドライバースイングをコマ送りでお届け(撮影:佐々木啓)

2022年の女子ツアーを振り返ると、メルセデスポイントランキングで女王に輝いた山下美夢有や山下に次ぐ2位の西郷真央ら、新たなヒロインの出現に胸を躍らせた一年だった。ここではツアープロコーチ・石井忍が、メルセデスポイントランキングでトップ10に入った選手たちのスイングを連続写真で分析し来季の活躍を占う。

今回は20-21年シーズンの賞金女王・稲見萌寧のスイングを解説。今季は「ニトリレディスゴルフトーナメント」と「リシャール・ミル [切り返しの下半身の動きに注目! 稲見萌寧のドライバースイング【連続写真】]()

ドライバーの平均飛距離とフェアウェイキープ率を合算した数値、トータルドライビングのスタッツでは今季3位を記録し安定感を見せた稲見。スイングの特長を石井は、「広いスタンスを利用して軸が移動する幅をつくりつつ、背骨軸がまったく傾かないのでショットが安定している」と話す。

ショットの安定につながる、“軸の傾きがない” スイングとは?

「ダウンスイングのときに右ヒザが下に落ちていない。つまり前に出ていないから、右側に軸が倒れない。骨盤を左に積極的に動かしつつ、正面から見た右足の角度が変わらないことで背骨軸が傾かずに安定して左に振り抜けています。フェードヒッターには相性のいいスイングをしています」

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