来季米ツアーでの勝利を“約束”　勝みなみが得た手ごたえ「やっていけるな」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

JLPGAアワードに出席した勝みなみ 来季米ツアーでの“勝利宣言”も飛び出した（撮影：福田文平）

21日に都内のホテルで行われた「JLPGAアワード2022」に、今季2勝を飾った勝みなみが出席。「楽天スーパーレディース」で史上初の4日間72ホールノーボギー優勝を成し遂げたことを表彰する『JLPGA栄誉賞』、初代JLPGAブライトナーとして活動したことによる『特別賞』を受賞し、“2冠”を達成した。

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「うれしいです。自分の記録を認めていただけた。頑張ってきてよかった」と受賞を喜んだ勝。それでも目標として掲げていた『3勝以上』を果たせず、「いい一年だったかと言われれば、悔しい一年だったように感じる」と正直な気持ちを吐露した。それでも「（日本女子オープンの）連覇やボギーフリーラウンドは素直に喜びたい」と振り返った。

最終戦で山下美夢有とプレーオフを争ったのち、すぐさま渡米。来季の米女子ツアー出場権をかけた最終予選会（Qシリーズ）に挑戦した。「長かった」という8日間144ホールというタフな戦いだったが、トータル24アンダーは5位で突破。ツアーメンバー入りを果たし、来季からは主戦場を米ツアーに移すことになる。

「アメリカは目標でもありました。いまの実力が試せるので楽しみ」と胸を高鳴らせている。Qシリーズでは十分な手ごたえも得た様子で、「負けていなかったと思います。やっていけるなと感じました」と、国内ツアーでも武器とする“飛距離”には胸を張った。「でも、もう少し飛距離と安定性が欲しい」と、このオフでさらなるトレーニングを重ねていく。

どの試合に出場できるか、いつ渡米するかなど具体的なスケジュールはまだ未定。だが、「でっかいピザをひとりで食べてみたい。（アメリカは）サイズ感がすごい。母はニューヨークに行ってみたいと言っていて、わたしは野球（大リーグ）を観たい」と、米ツアーでの連戦にむけてイメージはどんどん膨らんでいく。