福岡の元気娘がルーキー最多トップ10入り! “急がば回れ”でつかんだシード【初シード選手の顔ぶれ】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
後藤未有にカメラを向けるとこの笑顔(撮影:鈴木祥)
“メルセデス元年”と呼ばれシード争いがメルセデス・ランキング(MR)に一本化された2022年。全38試合が行われ、50位以内に入った選手には来季のフル出場権が与えられた。来年を彩る新たな精鋭たちはどのようなプレーヤーなのか。初めてシードを獲得した選手を紹介していく。今回は後藤未有(みゆう)。
西村優菜、古江彩佳らと同学年、2000年生まれの“プラチナ世代”。18年「日本女子オープン」ではローアマチュア(8位タイ)を獲得し日本ゴルフ協会(JGA)のナショナルチーム入りを果たすなど、アマ時代から活躍をみせていた。
だが、初受験となった19年の最終プロテストで1打及ばずに不合格。それでも合格ラインから2打差以内の選手には同年のQT挑戦権が与えられ、この資格に救われる。下部のステップ・アップ・ツアーが主戦場になったものの、20年(のちに21年とシーズン統合)のツアー出場権を手にした。
そして21年6月、ステップに参戦しながら自身2度目の最終プロテストに合格、10月には「かねひで美やらびオープン」でプロ初優勝を挙げた。今季出場権をかけたQTでは17位に入り、“同期”とはやや異なる経歴を歩みながらも、一歩ずつ成長し、レギュラーへの切符をつかんだ。
今季は序盤から「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」で6位タイ、メジャー初戦「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」では5位タイと上位入り。リランキングを4位で突破すると、夏場の「CAT Ladies」は7位タイ、「住友生命Vitalityレディス 東海クラシック」では優勝争いのすえ自己最高位となる単独3位フィニッシュ。MR37位でシード権を獲得した。
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