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“ボギーを叩かない女”西村優菜は安定感を米国でも生かす【2022年スタッツ振り返り】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

来季米ツアーを戦ううえで、西村優菜のボギーを打たない力は生きるはずだ(撮影:佐々木啓)

新女王誕生、ニュースター登場など今年も大いに沸いた国内女子ツアー。その1年間をスタッツで振り返る。【パーセーブ率】

Qシリーズ終了後、メンバーカードを受け取る西村優菜【動画】

ボギーを打たない、安定感の指標ともいえるパーセーブ率の上位は、1位に年間女王の山下美夢有、2位に昨季賞金女王の稲見萌寧がつけるなど、実力がしっかりと反映される並びになったといえる。

そして3位には、先日まで来季の米国女子ツアー出場権を争う予選会(Qシリーズ)を戦った西村優菜が続いた。今季もその数値で出色なのはディフェンス面の堅さ。ダブルボギー率は1位。そのほかリカバリー率で2位に入るなど、とにかく不要なスコアロスを避けてラウンドを進めていたことがうかがえる。

そのうえでバーディ数も10位(364個)に位置。攻守のバランスが高く、守るだけでなく爆発力にも期待できる戦いぶりは健在だった。前述した米予選会は24位タイという結果に。来季前半戦ほぼすべての試合に出場することができる20位以内には2打足りず、ホールアウト後には涙も流した。ただ持ち前の安定感は、必ずや米国でも生きるはず。なんとか少ないチャンスを後半戦の出場権につなげたところだ。

【2022年パーセーブ率上位】
1位:山下美夢有 90.4835%
2位:稲見萌寧 90.2778%
3位:西村優菜 89.2125%
4位:吉田優利 89.0681%
5位:小祝さくら 87.9630%
6位:勝みなみ 87.8601%
7位:西郷真央 87.7345%
8位:藤田さいき 87.6906%
9位:申ジエ 87.6016%
10位:堀琴音 87.4631%

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