LIVゴルフ、次はビジネスマンやスポーツレジェンドがターゲット? マイケル・ジョーダンの名前も… | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
2016年のライダーカップに登場したジョーダン LIVメンバーに仲間入り?(撮影:GettyImages)
2023年2月に2シーズン目を迎える「LIVゴルフ」は、サウジアラビアの政府系ファウンドがバックアップする巨額のオイルマネーでフィル・ミケルソン、ダスティン・ジョンソン、ブライソン・デシャンボー(いずれも米国)、キャメロン・スミス(オーストラリア)らトップ選手の招致に成功した。だが今度は、理事会メンバーにビジネス、スポーツのオールスターメンバーをターゲットに動いていると米ニューヨークタイムス紙が伝えている。
名前が上がったのは元NBAのスーパースターであるマイケル・ジョーダン(米国)、元米国務長官のコンドリーザ・ライス氏に加えトップビジネスマンの名前がずらり。元IBM取締役のジニー・ロメッティ氏、元AT&TのCEOランドール・スティーブンソン氏、ナイキ社取締役のマーク・パーカー氏らが並んだ。
PGAツアーの理事も務めるスティーブンソン氏は「候補に挙がっていることはまったく知らない。LIVゴルフからの接触は一度もない」とコメント。今後LIVゴルフからの招致があったとしても「交渉は短いものになるだろう」と応じないことを示唆した。
LIVゴルフの選手ハンドブックによると、理事職には10名が就くとされているが、このうち9名の候補は「LIVゴルフから一度も接触がない」と応えた。
現在、LIVゴルフのCEOを務めるのはグレッグ・ノーマン(オーストラリア)だが、来季はノーマンに替わって辣腕ビジネスマンのマーク・キング氏を新たに迎えるとの噂が流れている。ノーマンとLIVゴルフは否定しているが、キング氏はLIVゴルフに巨額の投資をするPIFの代表を務めるヤシル・アルルマヤン氏と面会する姿が、複数回確認されている。(文・武川玲子=米国在住)
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