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勝利を確信した最終ホールのベタピンバンカー! 比嘉一貴がMVPに輝く | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

MVPを獲得して笑顔の比嘉一貴(撮影:ALBA)

Hitachi 3Tours Championship 最終日(1日競技)◇11日◇大栄カントリー倶楽部(千葉県)>

ワンオン可能な最終9番ホール。JGTOチームはJLPGAチームに1ポイントビハインドで迎えたが、今季の賞金王・比嘉一貴が寄せなければ負ける2打目のバンカーショットを見事にベタピンにつけて、逆転でJLPGAの3連覇を阻止した。

チームメートも大絶賛 勝負を決めた比嘉のバンカーショット【写真】

1つのボールを2人が交互に打っていくオルタネート方式の2ndステージ。比嘉とペアを組んだ河本力が、「30センチちょっとのウイニングパットを決めさせていただきました。比嘉さんのうまさというか強さというか、メンタルも技術も上手で、比嘉さんのおかげで勝ったといっても過言ではない」と言えば、それをグリーンサイドで見守った大西魁斗、蝉川泰果、桂川も次々と「比嘉さんのバンカーショットがすごかった」。“金太郎アメ”のような答えに、会見場からは笑いが漏れる。

これには比嘉は照れて頭をかきながらも、「すごく褒められて気持ちがいいですけど(笑)、メンバーにはいつかごちそうしたいと思います」と宣言。これには一同「ありがとうございます!」と笑顔がはじける。比嘉は続けて「僕のおかげで勝ったというところもありますけど」と冗談めかしつつ、「1年間このメンバーで必死に戦ってきたからこそ、最後は力を合わせてみんなの協力で勝ったと思います」とメンバーを称えた。

比嘉のあとにインタビューに答えた星野陸也も「最後のバンカーショットで(勝利を)確信した(笑)。前半、比嘉さんとペアを組んで、(そのときも)素晴らしいゴルフをしていた」と、最後まで賞金王を争った1つ年上の比嘉をベタ褒め。午前中に行われたベストボール方式の1stステージでは、比嘉と星野のコンビが9ホールで7アンダーまで伸ばし、JLPGAチームとPGAチームを圧倒した。

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