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高久みなみは「不運」乗り越え2位発進 強敵は同期の出世頭&難グリーン | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 川崎春花 -5 2 高久みなみ -4 3 須江唯加 -3 4 大林奈央 -2 永嶋花音 -2 藤田かれん -2 尾関彩美悠 -2 8 丹萌乃 -1 佐藤心結 -1 10 竹田麗央 0 順位の続きを見る

高久みなみが先を行くレギュラー2勝の川崎春花を1打差から追う

高久みなみが先を行くレギュラー2勝の川崎春花を1打差から追う(撮影:福田文平)

JLPGA新人戦 加賀電子カップ 初日◇8日◇グレートアイランド倶楽部(千葉県)◇6482ヤード・パー72>

昨年11月のプロテストに合格した94期生のみが出場する試合で、首位に立ったのは今季のツアーで2勝を挙げた川崎春花。それを1打差の4アンダーで追う2位に高久みなみが続いた。「ひさびさに60台で回れた」という一日に笑みもこぼれる。

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2、3番での連続など10番までに4つのバーディを奪うプレーで上位を快走した。しかし11番パー4では、不可解なピンチが訪れる。残り120ヤードからピッチングウェッジで打った打ち上げの2打目が、グリーン奥のラフに落ちたのだが、「絶対に越えないはずだった。不運」とモヤモヤを残す一打に。結果、ボギーになってしまった。それでも続く12番でバウンスバック。「(11番は)ひきずるプレーでしたけど、ショット自体は悪くないのでいつかバーディが来るはず」という自信が現実のものになった。

2000年生まれの21歳は、昨年、2度目の最終プロテストでツアープロへの道を切り開いた。ルーキーイヤーだった今季はQTランク44位で開幕。ただレギュラーツアーは16試合で予選落ちが10度。第2回リランキングが行われた9月の「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」以降は、出場できなかった。下部ツアーにも6試合出場。経験を積む一年になった。

先週行われたQTはファイナルまで進むも86位に終わり、来季はステップ・アップ・ツアーでの開幕が見込まれる。「ショットの調子が悪くて、なかなかピンに絡まずに苦戦した」というのが、QT失敗の理由。「残念」という気持ちはあるが、すぐに切り替えて課題修正に努めた。それだけに「(状態が)上がってきて、60台はうれしいですね」となおさら気持ちも明るくなる。

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