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最終日の涙は切り替えて 識西諭里は逆転へ「ミスが分かる」新兵器投入 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

ピン型パターで逆転ツアーカード獲得へ(撮影:ALBA)

LPGA Qシリーズ(後半) 事前情報◇6日◇RTJゴルフ・トレイル・アット・ハイランド・オークス(米アラバマ州)>

前週に行われたLPGA Qシリーズ前半戦で、初日から順調にスコアを伸ばしながらも最終日に「74」と崩れた識西諭里。トータル2アンダーの66位タイとギリギリで後半戦進出を決めた。そのときには悔し涙を流したが、後半戦の指定練習日には「新たなスタートだと思って、残りの4日間も頑張りたい」と気持ちを切り替えている。

「米ツアー予選会」後半戦練習日の識西諭里インタビュー【動画】

スイッチしたのは気持ちだけではない。パターも新しくした。元々使用していた[スパイダー]()から「万が一のために2本持ってきていました」というスコッティ・キャメロンのニューポート2を投入したのである。

「こっちのコースは日本よりもグリーンの傾斜が大きい。しかも重たいですし、芝目もある。だから、芯が広くてミスヒットに強いマレット型だと、何が原因でカップから外れたか分からなかったんです。ミスが分かるのでこっちにしました」

前週の最終日はことごとくカップに嫌われたのだが、日本以上に要素が複雑で原因が分からない。それでもホールは消化されていく。そのうちに「自分の感覚を信じられなくなった」と半信半疑になり、余計にいいパッティングができなくなっていたのだ。だから、あえてシビアなピン型にすることで自分の動きが露骨に分かるようにした。たとえミスが出たとしても「こっちのほうが気分的にいいですね」と精神衛生上良くなったのだ。

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