悪条件揃う中で見せた強さ 西村優菜は「いい4日間だった」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
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西村優菜は状態を上げて後半戦に向かうことができそうだ(撮影:ALBA)
<LPGA Qシリーズ(前半) 3日目◇3日◇RTJマグノリア・グローブGC(米アラバマ州)>
開幕前、フェアウェイの軟らかさが加わったコースの距離の長さに、「どうなるのかなと思った」と話していた西村優菜。そこにショットの調子悪さも重なり、「悪条件がそろってしまった」と笑うしかなかった。
4日間を終えた西村は何を語った?インタビュー動画が届きました
それでも終わってみればトータル9アンダーの25位タイ。来季のツアーにほぼ出場できるとみられる“ボーダーライン”の20位タイにはまだ届いていないが、難コンディションでまずは上々といったところだろう。このスコアまで持ってこられたのは、西村が持つ修正力が不可欠だった。
状態が上がらない初日、2日目は苦しみ抜いて53位タイ。初日は2打目が乗らないパー4が2つあり、2日目はパー4で一度もアイアンを握れないなかでスコアメイクはいっぱいいっぱいだった。ショットもずっと手探り状態。だが、3日目の朝に「テークバックをアウトサイドに上げたときのほうがまだいい球が出ていた」と違和感があるなかでも取り組んだ結果、花が開く。3日目、4日目で8つもスコアを伸ばすことに成功した。
この日もショットが戻ってくればこっちのもの、といわんばかりのラウンドだった。「難しいピンの時は守りに入って、いけそうな距離、攻められそうなピンの時にアグレッシブに。そのマネジメントがうまくいったと思います」。メリハリをつけ5つのバーディを奪い、ボギーは1つだけ。距離が長いなかでも短い番手を持てるパー3とパー5で2つずつバーディを奪うなど、米国での戦い方を確立したような18ホールだった。
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