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日本ツアーから欧州へ、欧州から米国へ 3ツアーが新規パートナーシップを発表 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

モナハン氏(左)とペリー氏 ここに青木功も加わることになる?(撮影:GettyImages)

日本ゴルフツアー機構(JGTO)とDPワールド(欧州)ツアー、PGA(米国)ツアーの3団体は5日、新たなパートナーシップを発表。JGTOの賞金ランキング上位3人が欧州ツアーの出場権を獲得することになった。

賞金王の比嘉一貴と青木功会長

欧州ツアーとPGAツアーはすでに戦略的な提携を進めており、欧州ツアーのポイントランキング上位10人はPGAツアーへの出場権を獲得することも決まっていた。ここにきて、日本ツアーから欧州ツアーを経て、米国へと進む道筋ができたことになる。

今後 JGTO は、戦略的発展や商業的成長も含めた主要分野において、欧米両ツアーと協力を進めていくとともに、今後も更なる提携プログラムの協議をするとした。また、来年4月には「ISPS HANDA CHAMPIONSHIP」が日欧共催で開催されることも決定している。

欧州ツアーのキース・ペリー会長は「JGTOは長年にわたり、数多くの才能ある選手を輩出してきました。ゴルフ界の実力評価システムの上に公式なグローバルパスウェイを構築し、世界の各ツアー選手がDPワールドツアーへの出場資格を獲得し、さらにPGAツアーへの参戦が可能になる確実なルートを確立できたことを嬉しく思います」と述べた。

PGAツアーのジェイ・モナハンコミッショナーは「次のように述べている。日本は、最高峰の舞台で戦うチャンスを手にするに値する世界レベルの選手を輩出してきた歴史があります。そして本日の発表はそれを改めて認識するものです。30 年以上に渡り、25 選手が PGAツアーとJGTOの両方で最低1勝しました。その中には、1983年のソニーオープン・イン・ハワイで72ホール目にしてイーグルを沈め、日本人選手として初めてPGAツアーを制覇した、JGTOの青木功会長もいらっしゃいます。青木会長のレガシーはJGTO大会で8勝している今日の松山英樹選手へと引き継がれ、これから先もこの新たな道筋によって受け継がれていくことでしょう」とした。

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