ルーキーたちもQTで明暗 “現役女子大生”が同期最上位で出場権獲得「もう休まなくていいくらい休みたい」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 若林舞衣子 -11 2 木下彩 -10 3 フェービー・ヤオ -8 4 荒川怜郁 -8 5 石川明日香 -8 6 葭葉ルミ -7 7 神谷そら -7 8 浜崎未来 -7 9 仲宗根澄香 -7 10 奥山友梨 -6 順位の続きを見る
ルーキーは4人が上位35人に入った(左から荒川、神谷、鶴瀬、平岡)(撮影:福田文平)
<JLPGA ファイナルQT 最終日◇2日◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山県)◇6442ヤード・パー72>
先月行われた2022年度のプロテスト合格者は20人。そのうちQTファイナルから出場の権利が与えられるトップ合格の神谷そらを含むルーキー14人が、来季のレギュラーツアー前半戦出場権をかけて岡山で戦った。
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そのなかで同期最上位に立ったのは、トータル8アンダーの4位・荒川怜郁(れいか)。沖縄県出身で、現在は岐阜の中部学院大に通う現役女子大生の21歳だ。南国生まれらしく寒さは苦手。ラウンド中はダウンジャケットを着たままプレーを続け、出場権を勝ち取った。
「(1次からの)プロテストも含めたら、3〜4カ月ずっと緊張のなかで…。やっと終わりました」。ギリギリの状態からようやく解放されたことに、まずは安堵を覚える。「もう休まなくていいと思うくらい休みたいです。気持ちと体を一回すべて直して」と、最低でも1週間は休息の時間に充てることを決めた。「甘いモノが好きなのでたくさん食べたい。コンビニのシュークリームが食べたいです」。これが今の楽しみだ。
その期間を終えると、いよいよルーキーイヤーに向けての準備を進めていく。例年通りであれば、来季開幕戦は地元で行われる「ダイキンオーキッドレディス」となる。ここはアマチュアとして出場した今年の大会で10位になり、ベストアマを受賞したゲンのいい試合。「そこから出たかった」という目標もクリアした。「今年の自分を超えたい」と、スタートダッシュを目指すことになる。
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