初出場の蝉川泰果、前年覇者を50y置いていくも5mの技術に驚く「めちゃくちゃ上手い」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 稲森佑貴 -5 C・キム -5 岩崎亜久竜 -5 4 谷原秀人 -4 B・ケネディ -4 小平智 -4 出水田大二郎 -4 8 星野陸也 -3 大岩龍一 -3 桂川有人 -3 順位の続きを見る
蝉川泰果の目に、昨年覇者・谷原秀人のゴルフはどう映った?(撮影:米山聡明)
<ゴルフ日本シリーズJTカップ 初日◇1日◇東京よみうりCC(東京都)◇7023ヤード・パー70>
9月の「パナソニックオープン」、10月の「日本オープン」を制し、史上初となるアマチュアでツアー2勝の快挙を達成したワンダーボーイ・蝉川泰果(せみかわ・たいが)。今年活躍した30人しか出られない最終戦の初日は、1番ホールでいきなりボギーを喫したが、「しっかりと耐えて」トータルイーブンパーの19位タイで滑り出した。
初出場の初日は前年覇者でツアー通算16勝のベテラン、谷原秀人と同組。「やっぱりパッティングがメチャクチャ上手いと思いました。何ホールかはOKバーディだったり短いのもありましたけど、谷原さんもショットが(ピンの近くに)ついているわけではなかった。際だって見えたのは5メートルくらいのバーディパットをしっかり決め切れていたこと」と、パッティングの技術に舌を巻く。
谷原は「飛びますね。ばんたび50ヤードくらいいかれますね。若いからよく振れるし、あれで曲がらないし素晴らしいですね」と、怪物ルーキーのドライバーの飛距離には驚きながら、5番から4連続バーディを奪うなど、「66」をマークして4アンダー・4位タイ発進。ティショットで大きく置いていかれても、ツアー屈指の傾斜の強い難グリーンで貫禄の差を見せた。
練習日には東北福祉大つながりで、現在同大でコーチを務める佐伯三貴が蝉川を熱血指導。「今週は三貴さんにパッティングのアドバイスをいただいて、打ち方がすごくよくなってきたぶん、切れ方も違っていた。いつもより転がりがよくて切れない。最終ホールでは読みが合ってきていたので、その辺はあしたしっかりできたらいいかなと思っています」。ライン読みを修正しながら、2日目以降の上位進出を目指す。
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